森の学校
<ナナゲイ24周年記念上映>

昭和10年代初頭の丹波篠山
静かな城下町には、群れをなして遊ぶこどもたちの歓声が今日も響く

出演:神崎愛 三浦春馬 小峰玲奈 小谷力 島木譲二 レツゴー長作 谷口高史 みやなおこ 織本順吉 日向明子 浅利香津代 雪代敬子 篠田三郎
原作:河合雅雄
製作:端 信行 守実 淳
企画·監督:西垣吉春
エグゼクティブプロデューサー:荻野 宏 鈴木豊司
プロデューサー:豊島 泉 山田裕司
脚本:片岡昭義 西垣吉春 山口セツ
撮影:坂根省三
美術:秋好泰海 極並浩史
照明:安藤清人
録音:四方裕幸
編集:三宅 弘
音楽:藤家溪子
演奏:カペラ・St・ペテルブルグ交響楽団
製作協力:(株)パブリックセンター 東映(株)京都撮影所
2002年 / 日本 / 103分

あらすじ

昭和10年代初頭の丹波篠山。静かな城下町には、群れをなして遊ぶこどもたちの歓声が今日も響く。彼等は、町の人々にあちこちで叱られながらも、性懲りもなくヤンチャや悪戯に明け暮れる。
ガキ大将、雅雄は歯科医河合家の息子で、男ばかり六人兄弟の三男坊。とびきり腕白な雅雄には意外な一面があった。しばしば発熱し、学校を一月も二月も休んでしまう。久し振りに登校しても、勉強はさっぱり分からず、成績のよい他の兄弟たちへの劣等感は増すばかりで、見舞いに来てくれた祖母さとにも悪態をついてしまう。そんな苛立った雅雄の心を癒してくれるのは、いつも篠山の自然だ。ある日、東京から美代子という少女が転校してきた。蛙や虫を怖がる都会育ちの美代子は、女の子の仲間から孤立し、疎外された存在。だが、雅雄と自然の中で遊ぶことによって心を開いていく。
秋のある日、雅雄の仲間の中で一番弱くてとろいヒコやんが、隣村の宿敵勝久たちに苛められる。雅雄は一騎討ちで憲兵隊長の息子である勝久を負かすが、親たちは雅雄の両親を責める。
噂を聞いて駆けつけたさとの取り成しで親たちの興奮も静まるが、雅雄は事情も分からずに皆に頭を下げ、丸く治めようとするさとに反発し、罵詈雑言を浴びせかける。
晩秋さとが倒れた。雅雄が駆け付けた時には、さとはすでに事切れていた。一言もおばあちゃんに謝れなかった雅雄は落ち込む。しかし、その背後に立つ母は優しく語りかける。


こどもは群れる

夏の川原には人影がみえず、がらんとして淋しい。秋のたんぼの土手には柿がたわわに実ったまま、誰も手をつけないまま熟し落ちるにまかされたままだ。川で群れ、水遊びに興じていたこどもたち、柿の木に登り、秋の陽光にほっぺを輝かせて山猿のよう に柿をほおばっていたこどもたちは、どこへ行ってしまったのだろう。
こどもの自然ばなれがはげしい。蝉とりや魚とりに夢中になり、野を駆け、木に登り群れて遊びほうける『こどもの自然』をとり戻したい。こどもの生き生きとした命を育み、命の大切さをしみこませる自然の中での楽しい遊びの世界を、この映画を通して知っていただけるとうれしい。

河合 雅雄(原作者)

舞 台 挨 拶
7/12(日) 10:00の回上映後・7/13(月) 18:40の回上映前
登壇者|西垣吉春 監督
上映スケジュール
7/12(日) 10:00
7/13(月) 18:40
※7/13で終了
料金
一般1,900円
シニア1,300円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引