聴く隣人のいるところ

声と歌が、まっすぐ届く、
ある全寮制高校の一年間

出演:キリスト教愛真高校2024年度在籍者
撮影・監督・編集 早川嗣共同プロデューサー 本橋成一 大槻貴宏
整音:石川雄三
宣伝美術:ROTA
宣伝:アギィ
配給協力:ポレポレ東中野
製作・配給:ポレポレタイムス社
2026年/111分/DCP/カラー/ステレオ
公式サイト

いま、 声はあふれている。けれど、 互いの声は届いているだろうか。

島根県江津市、 浅利富士の中腹に佇む全寮制の愛真(あいしん)高校。生徒数わずか34名のこの学校では、生徒たちは親元を離れ、仲間と寝食をともにしながら三年間を過ごす。スマートフォンもインターネットもない生活の中にあるのは、学友や教師との対話、そして音楽。少し不便で外界から距離を置いた環境だからこそ、人と向き合う時間が自然に生まれる。ここでは、意見を述べるだけでなく、相手の言葉を聞き、受け止め、ときにぶつかることが当たり前に繰り返される。 生活の指針である「決まり心得」もまた、「全体会」と呼ばれる場で生徒と教職員が議論を重ねながら更新されてきた。生徒は自分の声を持つことが他者の声に耳を澄ますことへつながるということを知っていく。

いま、声はあふれている。けれど、その声は互いに届いているだろうか。「自分の意見を持て」と求められ続けた時代の先で、私たちは他者の声を引き受ける力を手放してはいないか。本作は、国内外から集まった若者と教師が共に暮らす愛真高校の一年を記録したドキュメンタリーである。 監督は同校出身の早川嗣(ゆずる)。写真家・映画監督の本橋成一の制作に携わってきた早川が、母校にカメラを向け完成させた。熱心なキリスト教の家庭で育った監督が、自身の青春時代を省みながら撮り溜めた記録であり、彼の本格的デビュー作でもあると同時に2025年12月に逝去した本橋が支援し、最後に世に送り出した作品となった。映画は、学生たちの喜怒哀楽とともに、小さな学舎で対話が生まれる時間を映し出す。

舞 台 挨 拶
7/4(土)12:00の回上映後 舞台挨拶予定
登壇者|早川 嗣 監督
上映スケジュール
7/4(土)~10(金) 12:00
7/11(土)~17(金) 時間調整中
※以降は上映未定(7/17で終了の可能性あり)
料金
一般1,900円
シニア1,300円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引