第2回 日本モンゴル映画祭
日本とモンゴルは、地図上で見ると近い距離にあります。
しかし日本には、モンゴルの情報があまり入ってきません。
そのため一体どんな国なのか、日本で暮らす私たちにとって知らないことがたくさんあります。
日本人と顔は似ていても、考え方や行動の仕方はかなり異なるモンゴル人。
首都ウランバートルの若者を中心に、音楽、文学、絵画など刺激的なカルチャーも日々生み出されています。
たとえばそのひとつが映画です。
舞台は大草原、都会のビル群、あるいはウランバートル郊外に広がるゲル地区……。
描かれるテーマは、家畜と共に生きる遊牧民の喜びと悲しみ、人を愛することの難しさ、ヒップホップに希望を見出した若者の燃えるような生きざま、社会のはぐれ者として生きる苦悩と葛藤など、さまざまです。
第2回日本モンゴル映画祭では、モンゴルの個性的な映画を日本の劇場で連日上映します。
一部作品の上映後には、監督やプロデューサーのティーチインイベントも実施します。
また、映画祭前夜や初日などには、駐日モンゴル大使館や新宿のモンゴル料理店「モリンホール」にて、モンゴル料理や馬頭琴の生演奏などを体験できる交流イベントも行う予定です。
テーマは「五感で楽しむモンゴル旅」。スクリーンから溢れ出す大草原の風や都会の喧騒を、ぜひ劇場で感じてください!
<上映作品>
MONGOL 2024年製作(155分)
サイレント・シティ・ドライバー 2024年製作(138分)
狼は夜やってくる 2024年製作(96分)
TATAR 2025年製作(113分)
リモート・コントロール 2013年製作(90分)
Bedridden 〜寝たきりを選んだ男 2020年製作(115分)
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男 2025年製作(60分)
公式サイト
主催 日本モンゴル映画祭実行委員会
株式会社マグネタイズ 株式会社NOMADZ
共催 株式会社東京企画/株式会社リブ
助成 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
協賛 株式会社グランマーブル/名代富士そば/有限会社酒屋の宇山/株式会社いまでや
協力 大阪アジアン映画祭/同会社K-zone/新宿モンゴル料理モリンホール屋
後援 駐日モンゴル国大使館
MONGOL
1910年、満州人による清朝支配下にあったモンゴル。遊牧民のモンゴルは、領主の娘セルチマーと運命的に恋に落ちる。しかし、彼女の父である領主はモンゴルに罪を負わせて断罪し、彼の人生を引き裂き、愛も、誇りも、未来さえも奪い去る。すべてを失ったモンゴルは、裏切りと欺瞞が渦巻く世界へと踏み出す。生きのびるためだけではない。正義を取り戻すために……。その過酷な旅路のなかで、彼の闘いは沈黙していた民の心に火を灯し、希望と結束を呼び覚ましていく。
モンゴル 2024年製作(155分) ※ジャパンプレミア
出演 アムラ・バルジンヤム ソロンゴ=ウヤンガ・トゥムルスフ ナイダンドルジ・チョインホル/
監督 アムラ・バルジンヤム/
脚本 アムラ・バルジンヤム/
プロデューサー ウラン・サインビレグ/
撮影 ダシツェレン・ダヴァージャヴ ハンガイ・ボルドサイハン/
音楽 オドバヤル・バトトグトフ/
配給会社 17PRODUCTION
サイレント・シティ・ドライバー
14年間の服役を終えたミャグマルは、罪悪感と病、孤独を抱え、社会から拒まれながらひっそりと生きる。霊柩車の運転手として働き始め、唯一の友は野良犬たちだった。あるとき彼は、盲目の父親を置いて夜ごと街へ繰り出す若い女と出会い、犬が飼い主を求めるように、彼女につきまとうようになる。彼女や若きチベット仏教僧との出会いを通し、彼は再生を模索するが、過去の闇と社会の腐敗がふたたび彼を葛藤へと引き戻す。
モンゴル 2024年製作(138分)
出演 トゥブシンバヤル・アマルトゥブシン ナランツェツェグ・ガンバータル/
監督 ジャンチブドルジ・センゲドルジ/
脚本 ジャンチブドルジ・センゲドルジ ノムーンズル・トゥルムンフ/
プロデューサー ガンバータル・ナランツェツェグ ナランバト・バヤスガラン ボルド・ガンバト/
撮影 エンフバヤル・エンフトゥル/
音楽 セルジュ・ゲンスブール/
配給会社 MFIA, Dominion Tech LLC, Nomadia Pictures, Ddish
【受賞歴】
・大阪アジアン映画祭最優秀俳優賞
・タリン・ブラックナイト映画祭グランプリ
・2026年アカデミー賞国際長編映画部門モンゴル代表作品
狼は夜やってくる
バヤンホンゴル県の草原で暮らす夫婦ダワーとザヤと4人の子どもたちは、出産期を迎えた家畜の世話で忙しい。ある晩、ダワーは狼を警戒して家畜を見に行くが、そこには何もいなかった。ところが運命の日、激しい砂嵐が襲い、家畜の半数が命を落とす。深い悲しみのなか、一家は都市へ移住することを決断。ダワーは愛馬を手放し、定職に就いて働き始めるが……。2026年アカデミー賞オーストラリア代表作品に選出されたハイブリッド・ドキュメンタリー。
モンゴル・ドイツ・オーストラリア 2024年製作(96分) ※ジャパンプレミア
出演 ダワースレン・ダグワスレン オトゴンザヤ・ダシゼヴェグ/
監督 ガブリエル・ブレイディ/
脚本 ダワースレン・ダグワスレン オトゴンザヤ・ダシゼヴェグ ガブリエル・ブレイディ/
プロデューサー ジュリア・ニートハマー アリウナー・ツェレンピル リタ・ウォルシュ/
撮影 マイケル・レイサム/
音楽 アーロン・カップルズ/
配給会社 Chromosom, Guru Media, Over Here Productions
【受賞歴】
・シルクロード国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画
・トレント映画祭審査員賞
・アルピン映画祭グランプリ
・2025年オーストラリア映画批評家協会(FCCA)最優秀ドキュメンタリー賞
・2026年アカデミー賞国際長編映画部門オーストラリア代表作品
TATAR
1999年、民主化後のウランバートル郊外で、3人の青年が「TATAR」というヒップホップ・グループを結成した。彼らの音楽は、人生における苦難や、社会の厳しい現実を表現する声そのもの。対立するギャング「クバナ」との争いは、音楽を超え、正義、野心、友情をかけた現実の闘いへと発展する。幅広い年代から愛される大人気グループ誕生の裏に秘められた実話をもとに、闘争と絆、恋、そして成り上がりの物語が描かれる。
モンゴル 2025年製作(113分) ※ワールドプレミア
出演 ガンバト・ダムディンプレヴ スミヤドルジ・フセルバータル トゥヴシン・ナランバータル/
監督 バトデルゲル・ビャンバスレン/
脚本 ミエーゴンボ・アレクサンドル アリオンボルド・ラグワスレン ビルグーン・トゥムル=オチル/
プロデューサー ムンフチョローンタタル・ドガル バトザヤ・ダムディンバザル/
撮影 グエンバータル・ガンホヤグ/
音楽 エゴロヴ・アラヴイ ナイダノヴ・ダミル オチロヴ・ルデヴ/
配給会社 PROMIX SOUND RED POINT MEDIA SO MEDIA ARAJIN PICTURES
リモート・コントロール
愛のない家庭から逃げ出した田舎の少年ツォゴは、都会のアパート屋上に住みつく。ミルクを売って食い繋ぎ、絵を描いて空想の世界に浸ることで日々を生きのびていた彼は、隣の建物のさまざまな窓を眺めるうち、孤独な女性の存在に心を奪われ、彼女との間に魂の共鳴を感じるようになる。ある日、ツォゴはリモコンで隣の建物のテレビを操作することを思いつく。このささやかな「力」に味を占め、他人の人生を操ろうとするが……。
モンゴル・ドイツ・アメリカ 2013年製作(90分) ※ジャパンプレミア
出演 バーサンドルジ・エンフタイヴァン バヤルマー・ネルグイ/
監督 ビャンバ・サヒャ/
脚本 ビャンバ・サヒャ/
プロデューサー アリウナー・ツェレンピル/
撮影 チャールズ・リビン/
音楽 トム・エフィンゲル/
配給会社 GURU MEDIA
【受賞歴】
・釜山国際映画祭ニュー・カレンツ部門最優秀賞
・アノニムル国際映画祭最優秀長編映画賞
Bedridden 〜寝たきりを選んだ男
ある朝、26歳の作家志望の青年は運命の啓示を感じとり、欺瞞と違和感に満ちた人生を放棄するかのように、自ら「ベッドに寝たきり(Bedridden)」となることを決意する。心が通じ合わない父、家を出た母……。壊れた家庭に育ち、真の愛を渇望しながら、彼は婚約者に深い結びつきを求める。しかし、思いをうまく伝えられずすれ違う二人に、やがて嫉妬と疑念が生まれる。モンゴルの人気作家G.アヨルザナの中篇小説に着想を得てつくられた作品。
モンゴル 2020年製作(115分) ※ジャパンプレミア
出演 バトトルガ・ガンバト アリオンチメグ・トゥムルスフ ドルジスレン・シャダヴ/
監督 ビャンバ・サヒャ/
脚本 ビャンバ・サヒャ/
プロデューサー アリウナー・ツェレンピル/
撮影 トゥヴシントゥグス・バトラル/
音楽 サンサル・サンギドルジ/
配給会社 GURU MEDIA & NOMADIA PICTURES
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男
太古の昔から、ハヤブサはモンゴル人の勇気と叡智の象徴。本作は、ウランバートル郊外で妻子と暮らしながら、野生のハヤブサを半年間かけて訓練するバトビレグを追ったドキュメンタリー。モンゴルに古くから伝わる鷹狩り文化を復興させ、ハヤブサの価値を社会に伝え、自然保護の思想を継承しようとする彼の前に、数々の困難が現れる。法律に従うべきか、伝統文化に忠実であり続けるべきか、二重の選択を迫られるが……。
モンゴル 2025年製作(60分) ※ワールドプレミア
出演 バトビレグ・エルデネジャルガル/
監督 エンフバヤル・バター/
脚本 エンフバヤル・バター/
プロデューサー エンフバヤル・バター/ブレン・オチル/
撮影 ダヴァーニャム・デルゲルジャルガル/
音楽 アタ・ボルグジン/メルゲン/
配給会社 19FILM
【受賞歴】
・ウランバートル国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画
| 6/6(土) | 13:30 | MONGOL | |
| 17:00 | 狼は夜やってくる | ||
| 6/7(日) | 11:45 | TATAR | |
| 14:35 | サイレント・シティ・ドライバー | ||
| 6/8(月) | 13:30 | MONGOL | |
| 16:30 | リモート・コントロール | ||
| 6/9(火) | 13:30 | MONGOL | |
| 16:30 | SHUVUULAKHUI | ||
| 6/10(水) | 16:00 | Bedridden | |
| 18:20 | リモート・コントロール | ||
| 6/11(木) | 16:00 | TATAR | |
| 18:20 | SHUVUULAKHUI | ||
| 6/12(金) | 16:00 | Bedridden | |
| 18:20 | MONGOL | ||
| ※6/12で終了予定 | |||
| 一般 | 1,900円 |
| シニア | 1,300円 |
| 専門・大学生 | 1,000円 |
| 中学生・高校生 | 1,000円 |
| 小学生以下 | 700円 |
| 会員 | 1,100円 |
| ★入場システム、サービスデー・その他割引 | |