壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記

「なぜこの戦争が続くのか。」 10.7 後のパレスチナ・イスラエルを この目で確かめたいと思った――

監督・撮影・編集・製作:川上 泰徳
編集協力:大重 裕二
整音:小川 武
ガザ写真:ムハンマド・マスリー
字幕・ナレーション:川上 泰徳
協力:アキバ・エルダール、アタ・ケイマリ、アディ・ヤシーン、アラア・マンスール、サーレム・アドラ、バーセル・アドラ、ザ・セブンス・アイ、ビレッジ・グループ、エシュ・グブール、吉川 雅子(NPO声物園)、綿井 健陽、堂下 春枝、川上 成子
宣伝美術:追川恵子
製作協力・配給:きろくびと
2025年/日本/カラー/5.1ch/104分
©︎Kawakami Yasunori
公式サイト

2023年10月7日、イスラエルに「壁(分離壁)」で封鎖されたガザ地区からイスラム組織・ハマスが越境攻撃を行い、それに対してイスラエル軍による「壁の向こう」へのすさまじい報復攻撃。死者は5万人を超え、そのうち1万8千人以上が子どもという惨状で、停戦が見えない中、その数はいまも増え続けている。

外国人ジャーナリストがガザに入ることが困難な中、2024年7月、同じく「壁」で分離されたパレスチナ・ヨルダン川西岸地区に、ボーン・上田記念国際記者賞の受賞経験もある中東ジャーナリスト・川上泰徳が取材に入った。今年3月に米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』でも舞台となったマサーフェル・ヤッタにも入り、イスラエル軍による攻撃・破壊やユダヤ人入植者の暴力の激化を目の当たりにする。一方、イスラエル側では国民の多くが「壁」の外側の惨状に目を向けない中、兵役を拒否する三人の若者がいた。

中東を見つめつづけたジャーナリストがいま伝えたい、パレスチナとイスラエルの”現在”とは――。

舞 台 挨 拶
9/6(土)上映後
登壇者|川上泰徳 監督
上映スケジュール
9/6(土)〜12(金) 14:40
9/13(土) 12:30
9/14(日)〜19(金) 12:00
以降は未定
料金
一般1,900円
シニア1,300円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引