ウリリは黒魔術の夢をみた
バスケットボール × 黒魔術が共存する神秘とカオスな世界
ロッテルダム国際映画祭も認めた、新たなフィリピン映画の幕開け
監督:ティミー・ハーン
出演:イヴ・バガディオン、バーバラ・ルアロ、エイドリアン・ヴェルガラ、マルコス・アドロ、カワヤン・デ・ギア、チャールズ・アーロン・サラザール、ジェット・B. ライコ
2018年 | フィリピン | 124分 | 言語: タガログ語・英語 | DCP | 原題:Dog Days
配給・宣伝:SOMEONE’S GARDEN
公式サイト
ロッテルダム国際映画祭も認めたフィリピンシーンの"ブライト・フューチャー"
フィリピン映画シーンの最先端をゆく時代の寵児ティミー・ハーンによる長編劇映画『ウリリは黒魔術の夢をみた』が、世界的パンデミックで上映が危ぶまれた中、満を持して日本初上陸する。本作は白石和彌監督やグザヴィエ・ドラン監督など次世代を代表する新人監督にフューチャーしたロッテルダム国際映画祭のBright Future部門に正式出品されたお墨付き。ラヴ・ディアスを彷彿とさせるモノクロームの質感と、ダニエル・クロウズ風の不条理な世界観、そしてポストコロニアルに生きる現代フィリピン人のアイデンティティが融合した、オフビートな”真夏の悪夢”が疾走する。
1991年のピナツボ火山大噴火以降に頭角を現した若き才能《アフター・ピナトゥボ》たちに大注目!
は、アジア最大のアメリカ海軍基地の跡地にできた経済特区スービック。この街は1991年に襲ったピナトゥボ火山大噴火がきっかけでフィリピンへ基地が返還されたという背景を持つ、アメリカとフィリピンとのエディプス的な関係性を象徴する場所。そこが火山という原始的なパワーで破壊されたという事実は、フィリピン全土に大きな衝撃を与えた。フィリピンに深いアイデンティティを持つネイティブな才能たちは、その衝撃さえもユニークな映画へと昇華させ、エンターテインメント中心のなかで新しいシーンを作り始めている。社会問題をファンタジックに描いたアニメ作品のカール・ジョセフ・パパ(『行方不明』OAFF2024)、「闘鶏」というモチーフを通してフィリピン社会の闇をドキュメンタリーで斬るブライアン・ブラジル(『Lost Sabungeros』QCinema2024)。そしてユニークなアート表現に挑戦しているのがティミー・ハーン。全編フィリピン語のタガログ・パワー漲る若さ溢れる「アフター・ピナトゥボ」ムービーが、ここに爆誕する。
<STORY>
ピナツボ火山大噴火がフィリピン全土を揺るがした1991年、米軍の血が流れるひとりの赤ん坊が生まれた。間も無く母親はピナトゥボ火山の大噴火を自分たちの 手で起こしたと信じる黒魔術のもと息子に《プロのバスケ選手となりNBAで活躍する》運命を授け、自分の命を日本車ギャランに捧げる。
スーパースターから名を借りて「マイケル・ジョーダン・ウリリ」と名付けられた赤ん坊はやがて、才能あるプレイヤーへと成長していた。伝説の背番号「23」を背負い、美しくもビッチな恋人との肉欲とバスケ賭博に明け暮れる青春。そんな中、アメリカ行きのチャンスが目の前にぶら下がるも皮肉な運命に導かれ、倒錯した大人たちが集うフィリピン・アンダーグラウンドへと踏み込んでゆく。それは彼にとって「真夏の悪夢(Dog Days)」の始まりであった———。 ウリリに残されたものは、もはやカルメンの化身となった日本車ギャランΣのみ。果たして彼はバスケの神様に祝福された子どもだったのか、それとも?
4/12(土)・13(日) | 12:15 | ||
4/14(月)~18(金) | 12:45 | ||
4/18で終了 |
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |