2040 地球再生のビジョン
問題の“解決策”に焦点を当てたリアルな未来想像型ドキュメンタリー
監督・脚本:デイモン・ガモー(『あまくない砂糖の話』(2014))
製作総指揮:イアン・ダーリン、マリンダ・ウィンク、マーク・モンロー他
プロデューサー: ニック・バッツィアス、アナ・カプラン、ヴァージニア・ウィットウェル 他
撮影:ヒュー・ミラー 編集:ジェーン・アッシャー 音楽:ブライオニー・マークス
登場人物: デイモン・ガモー、エヴァ・ラザロ、ゾーイ・ガモー、ジェネビーブ・ベル、フレーザー・ポーグ、アマンダ・カーヒル、リアン・ポーグ、ポール・ホーケン、ケイト・ラワース、ブライアン・フォン・ハーゼン、トニー・セバ、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、コリン・セイス、シャロン・ピアソン、ニール・タムハネ、ジョン・E・ピーターソン、エリック・テーンスマイヤー
制作:GoodThing Productions、Regen Productions Film
配給:ユナイテッドピープル 後援:オーストラリア大使館
92分/オーストラリア/2019年/ドキュメンタリー
公式サイト
「ベルベット、君に暮らしてほしい未来を描くよ」
4歳の娘を持つオーストラリアの映画監督デイモン・ガモーは、娘たちの世代には希望を持てる未来に生きてほしいと願い、もし悪化する地球環境を再生できるようなアイデアや解決策が今後急速に世界中に広がれば、娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろう?と、解決策の実行者や専門家に会うため世界11ヶ国を巡る旅に出る。持続可能な社会を目指す理想的な経済モデル「ドーナツ経済学」や、バングラデシュでは自家用の太陽光発電システムをつなぎ電気を取り引きし、シェアするマイクログリットの実践と恩恵を目にし、オーストラリアではリジェネラティブ(再生型)農業や海藻で海洋環境を改善させる海洋パーマカルチャーを学ぶ。言語学者でローカリゼーション運動のパイオニアであるヘレナ・ノーバーグ=ホッジの「現実に目を向ければ、いたるところに驚異的な希望の光が見えるはず」という言葉に勇気づけられ、道中には約100人の子どもたちに理想の未来についてインタビュー。CGやポップな映像を交え、どのように地球を再生させることができるか、ワクワクするような未来予想図を描く。
“リジェネラティブ”な未来のための解決策
経済学者ケイト・ラワースの提唱する“ドーナツ経済学”は自然環境を破壊せず、経済成長に依存することなく、利益が循環し公平な社会の実現を目指す経済モデル。“ドーナツ”の内側には食料、住居、教育、水、エネルギーを。生物多様性の損失や大気汚染は地球環境を圧迫し気候変動を引き起こす一因になるので外側の自然へは立ち入り禁止。
2/15(土)10:00の回上映後 トークショー予定
登壇者:正木 明 さん(気象予報士・防災士)
この作品は今の世の中が決して豊かではなく、また持続可能でないことを私たちに教えてくれます。
ここに出てくる2040年の社会は、全て今ある技術で実現可能だということを多くの人に知って頂きたい。
潮の香り、土臭さ、草いきれ…SNSでは味わえない地球本来の営みが、この作品に散りばめられているのも、惹きつけられます。
未来を生きる子供達が夢みる世界をぜひ現実のものに!
正木 明(気象予報士・防災士)
2025/2/15(土)~28(金) |
- 上映終了しました -
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |