博士の綺奏曲
史上最高のベネズエラ映画、日本へ。
その音楽は《火山のふもと》で奏でられる──
脚本・撮影・監督:ニコ・マンサーノ
編集:アラン・オヘップ 音響:エリック・オルドリー
音楽:ニカ・エリア、ニコ・マンサーノ、クリスチャン・ミハレス
エグゼクティブ・プロデューサー:アラン・オヘップ、リカルド・エスピノーザ、ニコ・マンサーノ
製作:リンテルナ・スタジオ
出演:へスース・ヌネス、ガブリエル・アグエロエ、ステファニア・キハダ、アーヴィング・コロネル
日本語字幕:原田りえ 翻訳協力:ワイズ・インフィニティ
宣伝:河合のび、滝澤令央、松村厚(京阪神地域)
協力:神奈川大学外国語学部スペイン語学科、駐日ベネズエラ大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、江戸玉川屋
配給:Cinemago
作品データ:2021/ベネズエラ/スペイン語/78分/映倫G/原題『Yo y las bestias』
(C)Bendita films/Cinemago
公式サイト
人も空気も澱み続ける日常を生きる男が、創作の衝動とともに現れた謎の存在「ビースト」と音楽を奏で、孤高のアルバム制作を試みる姿を映し出した『博士の綺奏曲』。本作が長編監督デビュー作となるニコ・マンサーノは、経済危機・大規模停電により国外亡命者が続出し、混乱状態に陥った2016年当時のベネズエラを背景に、本作の脚本を執筆。アートディレクター・作曲家としての顔も持つマンサーノは『Al Pie del Volcán (火山のふもと)』をはじめ劇中曲すべても自ら制作。政治汚職やハイパーインフレなどベネズエラの情勢が悪化の一途をたどる中、5年間もの年月をかけて2021年に映画を完成させた。カントリー、オルタナティブ・ロック調の流麗なメロディと、画面に広がるペールトーンのビジュアルによって独特の世界観を構築した本作は、ロカルノ国際映画祭2023オープンドアへ選出され、ベネズエラ映画祭では驚異の6冠に輝くなど世界各地の映画祭で評価され、映画レビューサイト「FilmAffinity」では「ベネズエラ映画史上、最高傑作」とまで絶賛された。
研究所に勤めながらも、オルタナティヴ・ロックバンド「ロス・ピジャミスタス」のボーカルを務めていたアンドレス(へスース・ヌネス)は、汚職にまみれた政権が主催する音楽祭にメンバーたちが無断で参加しようとしていたのを知り、脱退を決意する。
バンドを離れ、ソロでの活動を開始したアンドレスのもとに現れた、顔なき奏者「ビースト」たち。
混乱と貧困が日常を蝕んでいくベネズエラで、アンドレスはビーストたちとともに、孤高のアルバム制作を試みる……。
12/7(土) | 16:45 | ||
12/8(日)~13(金) | 17:35 | ||
12/13で終了予定 |
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |