かかってこいよ世界

2023年 / 日本 / 83分 / ライツキューブ配給 / 公式サイト

監督内田佑季

脚本畠中沙紀

出演佐藤 玲、飛葉大樹、菅田 俊、三原羽衣、幕 雄仁、鈴木秀人

やっと見つけた恋。それを引き裂いたのは、「私」? 国籍というアイデンティティに揺れる二人の不器用すぎるラブストーリー。
浜田真紀(佐藤玲)は、東京でミニシアター「白鯨坐」を営む祖父の正一(菅田俊)と2人で暮らしている。脚本家を目指し努力をしている真紀だが、なかなかうまくいかない。 ある日、真紀はバイト先の居酒屋で酔っ払いに絡まれているところを助けたことから新井国秀(飛葉大樹)と出会い、思いがけず「白鯨坐」で再会する。真紀を応援したいと目を輝かせる国秀に真紀は感激し、恋に落ちる。国秀は映画配給会社に勤めており、在日韓国人を題材にしたドキュメンタリー映画を「白鯨坐」で上映したいと正一にかけあう。上映をしぶっていた正一だが、国秀の熱い思いを汲んで上映を決断する。脚本や上映会の相談を重ねて、真紀と国秀の仲は徐々に深まっていく。ある夜、国秀は真紀に、自身が在日韓国人3世であることを打ち明ける。突然の告白に動揺する真紀。その瞬間から、2人の関係は少しずつ変わってしまうのだった。 韓国人を嫌っている母・文代の上京や、「白鯨坐」の炎上騒動に、真紀の心はふさぎ込んでいく。真紀の不用意な一言で傷ついた国秀が去っていくのを見た真紀は、初めて自分の差別心に気が付き狼狽する。真紀は自分自身と戦い、国秀と向き合うことができるのか――。

舞台挨拶
日 時|9/9(土)17:35の回 上映後
登壇者|内田佑季 監督、畠中沙紀さん(脚本)

- 開催終了しました -

WEBチケットについて
上映期間
2023/9/9(土)~2023/9/15(金)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,200円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引