国葬 STATE FUNERAL

2019年 / オランダ・リトアニア / 135分 / サニーフィルム 配給

公式サイトhttps://www.sunny-film.com/sergeiloznitsa-films

セルゲイ・ロズニツァ 監督

ベルリン在住。1964年ベラルーシで生まれ、ウクライナの首都キエフで育つ。科学者としてウクライナの国立機関でAIの研究をしていたが、1991年、ソ連崩壊後、モスクワの全ロシア映画大学に入学する。1996年よりソクーロフの製作で有名なサンクトペテルブルク・ドキュメンタリー映画スタジオで映画製作を始め、これまで21作のドキュメンタリーと4作の長編劇映画を発表してきた。長編劇映画では『In The Fog』(2012)が第65回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞し、『Donbass』(2018)が第71回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」最優秀監督賞に輝く。2010年以降製作した10作品全てが世界三大映画祭に選出される快挙を成し遂げる。

<フィルモグラフィー 近作10作品> F・Fiction / D・Documentary/ ★セレクション
『My Joy』(2010・F) 第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門
『In the Fog』(2012・F) 第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門 ※国際映画批評家連盟賞
『Maidan』(2014・D) 第67回カンヌ国際映画祭 特別上映
『アウステルリッツ』(2016・D) 第73回ベネチア国際映画祭 正式出品
『A Gentle Creature』(2017・F) 第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門
『Donbass』(2018・F) 第71回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」オープニング作品 ※最優秀監督賞 ※第91回アカデミー賞外国語映画賞ウクライナ代表
『粛清裁判』(2018・D) 第75回ベネチア国際映画祭 正式出品
★『国葬』(2019・D) 第76回ベネチア国際映画祭 正式出品

ソヴィエトの独裁者スターリンの国葬 1953年3月5日。スターリンの死がソビエト全土に報じられた。モスクワ郊外で発見されたスターリンの国葬を捉えた大量のアーカイヴ・フィルムは、同時代の200名弱のカメラマンが撮影した、幻の未公開映画『偉大なる別れ』のフッテージだった。そのフィルムにはモスクワに安置された指導者の姿、周恩来など各国共産党と東側諸国の指導者の弔問、後の権力闘争の主役となるフルシチョフら政府首脳のスピーチ、そして、ヨーロッパからシベリアまで、国父の死を嘆き悲しむ幾千万人の人の顔が鮮明に記録されていた。67年の時を経て蘇った人類史上最大級の国葬の記録は、独裁者スターリンが生涯をかけて実現した社会主義国家の真の姿を明らかにする。

WEBチケットについて
上映日
2022/9/17(土)~2022/9/23(金)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,200円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引