2021年 / 日本 / 118分 / ガイエ 配給
監督・脚本・編集熊坂 出
主題歌踊ってばかりの国
出演小野花梨、見上 愛、古舘寛治、村上虹郎、津田寛治
“Pretend”=フリをする、演じる
映画のワンシーンのようにファンタジーの力を借りて、
世界を変えようと抗うふたりの17歳の物語。
「前にならえ」「空気を読め」を美徳とするニッポン社会に、ふたりの女子高生が物申す!
彼女たちの武器はSNSとアイディアのみ。プリテンダーズを結成し、次々と型破りなドッキリを仕掛け、リアルとフィクションの混合動画を立て続けに公開。満員電車のケンカを誰もが驚く方法で喜劇に変えたり、ゾンビを街に出現させたり、国家間の問題を過激な方法で解決させようとしたり……。 フィクションをファンタジーへ昇華させ、社会全体に「喜び」の気持ちを増幅させることによって 「世界を変えられるのでは?」と本気で“世直し”を試みるふたり。
引きこもりのひねくれ者・花梨と、花梨の唯一の理解者であり親友・風子。ふたりの女子高校生が巻き起こす、ブラックで痛快&ハートフルなのに前代未聞なシスターフッドムービー「プリテンダーズ」。
本作は、コロナ禍によって日常も常識も激変し、ネット上に無限の情報があふれ返る“今”を生き抜くために大切なことは何かと問いかける。
制作は、テレビマンユニオン。監督は、自主映画『珈琲とミルク』(05)がぴあフィルムフェスティバル/PFFアワード2005にて、審査員特別賞・企画賞・クリエイティブ賞を受賞、長編初監督作品『パーク アンド ラブホテル』(07)が、第58回ベルリン国際映画祭にて日本人初となる最優秀新人作品賞を受賞した熊坂出。
今回、テレビドラマなどへ活躍の場を広げていた熊坂出監督が「映画を撮りたい!」と一念発起し、自らのオリジナル脚本で長編映画に挑んだ。
主人公・花田花梨を演じるのは、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)、ドラマ「親バカ青春白書」(20/NTV)、「共演NG」(20/TX)などで注目され、2021年後期のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」への出演が決定している注目の若手女優・小野花梨。本作が長編映画初主演となる。親友・仙道風子を演じるのは、今年放送されたNHKドラマ「きれいのくに」への出演で注目され、サントリーのクラフトボス 抹茶ラテのCMに抜擢された若手女優の見上愛。さらに、熊坂監督の作品ならばと出演を快諾した古舘寛治、奥野瑛太、吉村界人、柳ゆり菜、佐藤玲、加藤諒、浅香航大、村上虹郎、津田寛治、渡辺哲、銀粉蝶などの豪華キャストが友情出演している。
音楽は、イギリスを拠点に活動するミュージシャンYURI SHIBUICHIが担当、主題歌は踊ってばかりの国の楽曲「ghost」。ドキュメンタリー出身の南幸男が、17歳の少女たちの心の動きを活写している。
グルになって踊ろう。
生時、社会からスルーされ続けたゴッホに自らを重ね、社会に反抗する17歳の花田花梨(小野)は、妻を失った父(古舘)と歳の離れた妹(野田)と暮らしていた。
半ば引きこもりの日々を過ごしていた花梨は、父との言い争いをきっかけに、両親が海外赴任のため一人暮らしをする親友・風子(見上)のアパートへ転がり込むことに。
ある日、渋谷へ向かう道中の電車内で病人に席を譲ったときの得も言われぬ感覚が、花梨にあるひらめきをもたらす。
"現実×フィクション=世直し"
リアルにフィクションを混ぜて伝えることで、もっと「肯定される喜び」を伝えられるのではないか!?
風子の協力を得た花梨は、 “プリテンダーズ”を結成。武器は“アイデア”と“SNS”のみ。
満員電車でのケンカを喜劇に変えたり、ゾンビを街に出現させたり……
次々と型破りなドッキリを仕掛け、フィクションをファンタジーへ昇華させ、本気で世界を変えようと突き進むふたり。
プリテンダーズは、どんどん協力者を増やし、リアルとフィクションの混合動画を立て続けに公開。
そして遂に、RTされ…RTされ…ついにバズる!
しかし、ふたりを待っていたのは[社会]からのしっぺ返しだった・・・!?
日 時|11/5(金) 18:55回 上映後
登壇者|熊坂 出 監督
2021/10/30(土)~2021/11/19(金) |
- 上映は終了しました -
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,200円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |