生きて、生きて、生きろ。

震災と原発事故から13年、福島で『こころの病』が多発していた
喪失と絶望の中で生きる人々と
ともに生きる医療従事者たちの記録

出演|蟻塚亮二、米倉一磨
その他出演|医療法人社団メンタルクリニックなごみ、 NPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会・相馬広域こころのケアセンター なごみ 患者・利用者の皆さま
撮影・監督・プロデューサー|島田陽磨
編集|前嶌健治
音楽|渡邊 崇
撮影|熊谷裕達、前川光生、西田 豊
オンラインエディター|中田勇一郎
効果・整音|高木 創
撮影・助監督・宣伝美術|鈴木 響
協力|医療法人社団 メンタルクリニックなごみ、NPO法人 相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会、相馬広域こころのケアセンター なごみ、沖縄医療生活協同組合 中部協同病院
助成|文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
製作・配給|日本電波ニュース社
2024年|日本|カラー|113分
公式サイト

震災と原発事故から13年。福島では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた。若者の自殺率や児童虐待も増加。メンタルクリニックの院長、蟻塚亮二医師は連日多くの患者たちと向き合い、その声に耳を傾ける。連携するNPOこころのケアセンターの米倉一磨さんも、こころの不調を訴える利用者たちの自宅訪問を重ねるなど日々、奔走していた。
津波で夫が行方不明のままの女性、原発事故による避難生活中に息子を自死で失い自殺未遂を繰り返す男性、避難生活が長引く中、妻が認知症になった夫婦など、患者や利用者たちのおかれた状況には震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。蟻塚医師は、かつて沖縄で、沖縄戦の遅発性PTSDを診ていた経験から、福島でも今後、長期にわたり、PTSDが発症すると考えていた。

ある日、枕元に行方不明の夫が現れたと話す女性。 「生きていていいんだ、という希望を持った時に人は泣ける」と話す蟻塚さん。
米倉さんは、息子を失った男性にあることを提案。やがてそれぞれの人々に小さな変化が訪れていく。
喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、 それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー。

舞 台 挨 拶
6/22(土)12:50の回 上映後
登壇者|島田陽磨 監督

- 開催終了しました -

上映期間
2024/6/22(土)~7/5(金)

- 上映終了しました -

料金
一般1,900円
シニア1,300円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引