ちゃわんやのはなし -四百年の旅人-
歴史小説の大家、司馬遼太郎が共鳴した“ちゃわんや”の数奇な運命
出演:十五代 沈壽官、十五代 坂倉新兵衛、十二代 渡仁 ほか
語り:小林薫
監督:松倉大夏/企画・プロデュース:李鳳宇/撮影:辻智彦、加藤孝信/録音:菅沼緯馳郎、藤田秀成/編集:平野一樹/編集助手:七宝治輝/アニメーション:小川泉/作曲:李東峻/整音:吉方淳二/カラーグレーディング:俵謙太/宣伝美術:李潤希/プロデューサー:長岐真裕
助成:文化庁 「ARTS for the future! 2」補助対象事業
特別協賛:株式会社フェドラ、Asia Society Japan Center、大韓航空、財団法人李熙健韓日交流財団
2023年 | 日本 | 日本語・韓国語 | カラー | 5.1ch | 117分 | ©2023
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企画・製作・提供:スモモ | 配給:マンシーズエンターテインメント | 公式サイト
(C) Okuma Katsuya, Moolin Production, Dynamo Production
司馬遼太郎が1976年に発表した小説「故郷忘じがたく候」は、小説という体裁をとりながらも随筆のような内容であり、時空を悠々と越えて紡ぎ出される物語に多くの読者が魅了されている。司馬遼太郎の明快で温かな視点でもって描かれたこの小説は、日韓の複雑な関係を融和させるための最良の指南書として読み継がれるであろう。その小説「故郷忘じがたく候」の主人公となったのは、1989年には日本人で初めて大韓民国名誉総領事就任するなど、陶芸文化のみならず日韓の文化交流にも大きな功績を残した十四代沈壽官。司馬が、小説の主人公として書くほどに惹かれた十四代沈壽官は、2019年6月16日に92歳で亡くなり、その泰然とした人柄と、沈壽官一族のその数奇の生涯に再び注目が集まっている。
420年もの間、伝統と技術を継いできた“朝鮮陶工”たち
師匠と弟子でもある、親と子の<継承>の物語、そして次代への想い
朝鮮陶工たちの歴史は、遡ることおよそ420年前。慶長三年(1598年)、豊臣秀吉の二度目の朝鮮出征(慶長の役)の際に多くの朝鮮人技術者たちが、九州を中心とした西日本の各藩に連行された。その中に、後の陶工たちがいた。以来、420年にも渡る苦難の道のりを幾度となく乗り越え、その技術と歴史が受け継がれている。朝鮮陶工たちの苦難の歴史と伝統の継承について、薩摩焼の十五代沈壽官、萩焼の十五代坂倉新兵衛、上野焼の十二代渡仁といった朝鮮をルーツに持つ陶工、そして関係者、専門家たちのインタビューを通して紐解いてゆく。
- 開催終了しました -
2024/6/22(土)~7/12(金) |
- 上映終了しました -
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |