メンゲレと私
【ホロコースト証言シリーズ第3弾】

2021年 / オーストリア / 96分 / サニーフィルム 配給 / 公式サイト

監督クリスティアン・クレーネス、フロリア・ヴァイゲンザマー

出演ダニエル・ハノッホ

——私は覚えている。本物の地獄を。
リトアニア出身のユダヤ人、ダニエル・ハノッホは、わずか9歳でカウナス郊外のゲットーに送られ、その後、12歳でアウシュヴィッツ強制収容所に連行された。金髪の美少年だったダニエルは、“死の天使”の異名を持つ、非人道的な人体実験を繰り返した、ヨーゼフ・メンゲレ医師の寵愛を受け特異な収容所生活を送る。しかし、ダニエルが見た真の地獄は終戦末期に連合軍の攻勢から逃れるため強制的に連れていかれた「死の行進」であった。暴力、伝染病、カニバリズム・・・・・少年は人類史の最暗部を目撃する

ゲッベルスと私
【ホロコースト証言シリーズ第1弾】
-上映終了しました-

——何も知らなかった。私に罪はない。 若きポムゼルは、第二次世界大戦中、1942 年から終戦までの3年間、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書として働き、近代における最も冷酷な戦争犯罪者のそばにいた人物である。本作は彼女が終戦から69 年の沈黙を破って当時を語った貴重なドキュメントである。「ホロコーストについてはなにも知らなかった」と語るポムゼルの30 時間に及ぶ独白インタビューは、20世紀最大の戦争と全体主義の下で抑圧された人々の人生を浮き彫りにする。

2013年 / オーストリア / 113分

ユダヤ人の私
【ホロコースト証言シリーズ第2弾】
-上映終了しました-

——私は見た。運命が変わる瞬間を。 ユダヤ人のマルコ・ファインゴルトは1939年に逮捕され、アウシュヴィッツを含む4つの強制収容所に収容される。終戦後は、10万人以上のユダヤ人難民をパレスチナへ逃がし、ナチ・ドイツの罪、そして加担者であった自国オーストリアの責任を、70年以上訴え続けた。本作はマルコの数奇な人生を通じ、反ユダヤ主義がどのように広まりホロコーストに繋がったかを映し出す貴重なドキュメントである。「国家と人は過去の過ちを忘れている」と語るマルコは、過去と地続きにある現在に警鐘を鳴らす。

2020年 / オーストリア / 114分

トークショー
日 時|12/30(土) 15:20の回上映後
登壇者|渋谷哲也さん(ドイツ映画研究者)

- 開催終了しました -

WEBチケットについて
上映期間
2023/12/6(水)~2024/1/5(金)

- 上映は終了しました -

『メンゲレと私』料金
一般1,900円
シニア1,300円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引
※『メンゲレと私』12/6(水)先行上映はサービスデー適用外
『ゲッベルスと私』『ユダヤ人の私』料金
一般1,600円
シニア1,300円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引