巨匠ジャン=リュック・ゴダール追悼上映
勝手にしやがれ (1960年(2020年4Kレストア版)/ フランス / 90分)
気狂いピエロ (1965年(2015年2Kレストア版)/ フランス / 110分)

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9月13日に亡くなった映画監督ジャン=リュック・ゴダールへの追悼の意をこめて、映画史を変え、今なお多くのアーティストに影響とインスピレーションを与え続ける傑作2本を上映。 映画狂いの若者たちがカメラを街に持ち出したストリート感覚に溢れる歴史的デビュー作『勝手にしやがれ』と、サンプリング的手法で映画だけでなく音楽ビデオなどにも影響を与えた革新的"B級"活劇映画『気狂いピエロ』がスクリーンで蘇ります。

勝手にしやがれ〈60周年4Kレストア決定版〉

1960年(2020年4Kレストア版)/ フランス / 90分

映画を変えた不滅の金字塔 28歳のジャン=リュック・ゴダール、26歳のジャン=ポール・ベルモンド、20歳のジーン・セバーグが、映画に革命を起こした『勝手にしやがれ』。 クエンティン・タランティーノ、トニー・スコット、リチャード・リンクレイター、ラース・フォン・トリアー、テレンス・マリック、ウディ・アレン、ウォン・カーウァイ…全世代の映画人に圧倒的な影響を及ぼし続けるヌーヴェル・ヴァーグ不滅の金字塔! 4Kレストア版は、可能な限りの素材と技術を結集して制作された。使用された2種類のフィルムの特性を考慮し、オリジナルネガから徹底的なレストアが行われた。色味は撮影の故ラウル・クタールが監修した2009年のレストア版を模範とし、サウンドもオリジナルネガから起こしてレストアの最終的な決定版を作り上げた。

監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール|原案:フランソワ・トリュフォー|監修:クロード・シャブロル|製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール|撮影:ラウル・クタール|音楽:マルシャル・ソラル|字幕:寺尾次郎
キャスト:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル、アンリ=ジャック・ユエ、ジャン=リュック・ゴダール

気狂いピエロ〈50周年2Kレストア版〉

1965年(2015年2Kレストア版)/ フランス / 110分

ヌーヴェル・ヴァーグの奇跡的傑作 35歳のゴダールが、長編10作目で到達したヌーヴェル・ヴァーグ波高の頂点! 自由!挑発!疾走!目くるめく引用と色彩の氾濫、そして饒舌なポエジーと息苦しいほどのロマンチスム。『勝手にしやがれ』以来の盟友である撮影のラウル・クタール、ゴダールのミューズでありながらゴダールと離婚したばかりのアンナ・カリーナ、『勝手にしやがれ』で大スターになりこの映画でゴダールと決別することになるベルモンド。各自がキャリアの臨界点で燃焼しつくした奇跡的ともいえる作品。 ところが、公開当時のマスターポジは消失、インターネガも劣化のため1990年に廃棄されていた。今回上映するのは、撮影ネガをデジタル化して新たなマスターネガを作成し、サウンドの磁気素材も紛失していたので当時のプリントから新たな音ネガを復元、鮮やかな色と音を望みうる限り蘇らせた2007年2Kレストア版。

監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール|原作:ライオネル・ホワイト|製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール、ディノ・デ・ラウレンティス|撮影:ラウル・クタール|美術:ピエール・ギュフロワ|音楽:アントワーヌ・デュアメル|字幕:寺尾次郎
キャスト:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、グラツィエラ・ガルヴァーニ、ダーク・サンダース、サミュエル・フラー、ジミー・カルービ、レイモン・ドボス、ラズロ・サボ、ロジェ・デュトワ、ハンス・メイヤー、ジャン=ピエール・レオー

WEBチケットについて
上映日
2022/10/8(土)~2022/10/14(金)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,500円
シニア1,200円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引