沖縄本土復帰50周年映画特集「国境の島にいきる」

ばちらぬん (61min)

ヨナグニ ~旅立ちの島~ (74min)

公式サイト https://yonaguni-films.com/

全国共通回数券 2,400円(「ばちらぬん」「ヨナグニ」の2作品ご鑑賞いただけます)【公開初日前日まで販売】


時代の波に翻弄される文化、言葉、暮らし それでも島に息づくものがある。

ばちらぬん

いつでも、どこでも、島の声が聞こえるーー 新世代が描く「どぅなん」のいま 「映画の新しい才能の発見と育成」をテーマに、昨年で43回目を迎えた世界最大の自主映画の祭典、ぴあフィルムフェスティバルのグランプリを獲得。地元沖縄で行われた期間限定上映では、弱冠23歳の新人監督が作った自主映画としては異例の連日満員を記録。ドキュメンタリーとファンタジーを掛けあわせたような情景、島の生命力溢れる映像美、監督自身が演者となり、全編与那国語で話されることが大きな話題を呼んだ。島が紡いできた大きな時間の中に監督自身の経験を重ねることで、辺境の地として歩んできた島の記憶、この地で暮らしてきた人々の記憶が刻銘に浮かび上がる。多くの人の反響と熱望を受け、この度正式に全国劇場公開を迎える!

監督:東盛あいか
出演:石田健太、笹木奈美、三井康大、山本桜
撮影・照明:温少杰、東盛あいか
2021年 / 日本 / 61分 / ムーリンプロダクション 配給


ヨナグニ ~旅立ちの島~

イタリア出身で欧州に拠点を置くクリエイターが、なぜ与那国に注目したのか?イタリア出身の映像作家アヌシュ・ハムゼヒアンと写真家ヴィットーリオ・モルタロッティのコンビが与那国島に初めて訪れたのは2018年。これまでにクラゲの研究者である日本人男性を取材した『Monsieur Kubota』(2018年/ドキュメンタリー)やアメリカの原爆実験とオッペンハイマー博士の記録を追いかけた『Most Were Silent』(2018年/書籍)など、映像や写真、インスタレーションなど特定の媒体にとらわれない形で作品を制作してきた二人は、与那国の言葉"どぅなんむぬい(与那国語)"が日本で最も消滅の危機に瀕している言語の一つであること知る。最初の滞在時に“少数言語の消滅”というワードの裏側には、一つの世界が消失することに二人は気付く。その言葉を話す人が少なくなり、その言葉で表されていたはずの風景、文化、関係性もまた変化せざるをえない局面を迎えていることを最初の滞在時に感じ取った。二人は消失の危機にあるコミュニティの痕跡を3年間にわたり記録していった。島の風土や人々の暮らしを写真や映像、音声で記録し、国際的に有名な社会言語学者であるパトリック・ハインリッヒ教授とのコラボレーションのおかげで、ドゥナン語や島の象形文字であるカイダ文字についてもテキストとして記録した。

監督:ヴィットーリオ・モルタロッティ、アヌシュ・ハムゼヒアン
出演:金城元気、中井舞風、野底みみ、小島南帆、伊東珠璃、長濵衣織
撮影・録音:アヌシュ・ハムゼヒアン、ヴィットーリオ・モルタロッティ
2021年 / フランス / 74分 / ムーリンプロダクション 配給


トークショー舞台挨拶 予定
日 時|5/14(土)『ばちらぬん』15:10の回 上映後、トークショー
登壇者|東盛あいか 監督、北小路隆志さん(映画評論家)

- 開催終了しました -

日 時|5/15(日)『ばちらぬん』11:40の回 上映後、トークショー
登壇者|東盛あいか 監督、鈴木卓爾さん(映画監督・俳優・脚本家)

- 開催終了しました -

日 時|5/16(月)・17(火)『ばちらぬん』15:35の回 上映後、舞台挨拶
登壇者|東盛あいか 監督

- 開催終了しました -

日 時|5/19(木)~22(日)『ばちらぬん』上映後 舞台挨拶
登壇者|三井康大 さん

- 開催終了しました -

日 時|5/22(日)~24(火)『ばちらぬん』上映後 舞台挨拶
登壇者| 笹木奈美 さん

- 開催終了しました -

WEBチケットについて
上映日
2022/5/14(土)~2022/6/10(金)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,200円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引