テレビで会えない芸人

2021年 / 日本 / 81分 / 東風 配給

監督四元 良隆、牧 祐樹

プロデューサー阿武野 勝彦

撮影鈴木 哉雄

出演松元 ヒロ

公式サイトhttps://tv-aenai-geinin.jp/index.php

テレビで会えない芸人— その生き方と笑いの哲学から、いまの世の中を覗いてみる。 モノ言えぬ社会の素顔が浮かび上がる。
芸人、松元ヒロ。かつて社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」で数々の番組に出演し人気を博した。しかし90年代末、彼はテレビを棄て、主戦場を舞台に移す。政治や社会問題をネタに笑いで一言モノ申す。ライブ会場は連日満席、チケットは入手困難。痛快な風刺に、会場がどっと笑いで包まれる。しかしそれだけではない。松元ヒロの芸には、不思議なやさしさがある— 松元が20年以上語り続ける『憲法くん』は、日本国憲法を人間に見立てた演目。井上ひさしが大絶賛し、永六輔は「ヒロくん、9条を頼む」と言い遺した。その芸は、あの立川談志をしてこう言わしめた。「最近のテレビはサラリーマン芸人ばかり。本当に言いたいことを言わない。松元ヒロは本当の芸人」。けれど、いや、だからこそ、いまテレビで彼の姿を見ることはない…。 そんな今日のメディア状況に強い危機感を募らせていたのは、松元の故郷鹿児島のローカルテレビ局。2019年の春から松元ヒロの芸とその舞台裏にカメラが張りついた。監督は鹿児島テレビの四元良隆と牧祐樹。プロデュースを手掛けたのは『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』などの衝撃作を世に送り出してきた東海テレビの阿武野勝彦。なぜ松元ヒロはテレビから去ったのか? なぜテレビは松元ヒロを手放したのか? そして本作はその答えを見つけられたのか?

舞台挨拶
日 時|1/30(日) 13:30の回 上映後
登壇者|松元ヒロさん、四元良隆 監督、牧祐樹 監督、阿武野勝彦プロデューサー

- チケット完売 -

- 開催終了しました -

WEBチケットについて
上映日
2022/1/29(土)~2022/3/31(木)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,200円
専門・大学生1,000円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引