★キネマ旬報文化映画ベスト・テン 第2位★
2021年 / 日本 / 113分 / アンプラグド 配給
監督石川梵
撮影石川梵、山本直洋、宮本麗
命を賭けてモリ一本で巨大なマッコウクジラに挑む、インドネシア・ラマレラ村の人々。
壮絶な狩りの背景には、400年に渡り命を繋いできた鯨と人間の魂の物語があった。
インドネシア・ラマレラ村で、伝統の捕鯨を400年間続けながら暮らす人々を捉えたドキュメンタリー。インドネシアの小さな島にある人口1500人のラマレラ村。住民たちは互いの和を何よりも大切にし、自然の恵みに感謝の祈りを捧げ、言い伝えを守りながら生きている。その中で、「ラマファ」と呼ばれるクジラの銛打ち漁師たちは最も尊敬される存在だ。彼らは手造りの小さな舟と銛1本で、命を懸けて巨大なマッコウクジラに挑む。2018年、ラマファのひとりであるベンジャミンが捕鯨中に命を落とした。人々が深い悲しみに暮れる中、舟造りの名人である父イグナシウスは家族の結束の象徴として、伝統の舟を作り直すことを決意。1年後、彼らの舟はまだ見ぬクジラを目指して大海へと漕ぎ出す。ライフワークとして30年間ラマレラ村の人々を追い続けてきた写真家・映像作家の石川梵監督が、2017年から19年までに撮影した映像を基に制作。自然とともに生きるラマレラ村の人々の日常を、繊細かつ臨場感あふれる映像で描き出す。
日 時|11/7(日)14:10の回 上映後
登壇者|石川 梵 監督、佐伯 剛さん(「風の旅人」編集長)
日 時|1/4(火)11:00の回 上映後
登壇者|石川 梵 監督、佐々木正明さん(大和大学社会学部教授、ジャーナリスト)
2021/11/6(土)~2022/2/20(日) |
- 上映は終了しました -
一般 | 1,800円 |
シニア | 1,200円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,000円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |