あらゆる命の声に触れる、唯一無二の映画体験。
ダンサー、振付師、映画作家として活躍する吉開菜央の長編初監督作。日本最北に位置する知床半島・斜里町。希少な野生動物が人間と共存する希有な土地として知られるこの町には、羊飼いのパン屋、鹿を狩る夫婦、海のゴミを拾う漁師、秘宝館の主人、家の庭に住むモモンガを観察する人など個性的な人々が暮らし、冬になるとオホーツク海沿岸に流氷がやって来る。しかし2020年の冬は雪が全く降らず、流氷もなかなか姿を現さない。そんな異変続きの斜里町に、どくどくと波打つ血の塊のような空気と気配を身にまとった「赤いやつ」が突如として出現。「赤いやつ」は町内を自由自在にさまよい歩き、子どもの相撲大会に飛び込んでいく。吉開監督が自ら「赤いやつ」を演じた。写真家の石川直樹が撮影を担当。
七ノ學校オンライン vol.6
【北の果てのマジックリアリズム】
『Shari』吉開 菜央監督に聞く‼(ネタバレなし)
2021年10月27日(水)
20:00~ 無料生放送+録画公開
ゲスト:吉開菜央 監督
聞き手:西尾孔志(おおさか映画学校主宰)
★吉開監督に質問募集中
皆さまから頂いた質問を、生放送中に吉開監督に聞いてみたいと思います。ネタバレにからまない質問を下記のメールアドレスまで、件名に「吉開監督に質問」と入れてペンネーム付きでお送りください。メールの質問は放送中も受け付けております。
nanagei@nanagei.com
と空、現実と虚構、日常と非日常、身体と物、そしてヒトとケモノ。この映画には境界線を行き来するものたちが描かれ、この映画自体の境界も美しく溶解していきます。
インタビュー形式の連続映画講座シリーズ「七ノ學校」のvol.6は、10月30日から第七藝術劇場で公開される『Shari』の吉開 菜央 監督が登場。
米津玄師『Lemon』のダンサーとしても注目される吉開監督による、身体と声から生まれるマジックリアリズム映画『Shari』を中心にたっぷりお話を伺います!
舞台挨拶
日 時|10/30(土) 12:30の回 上映後
登壇者|吉開菜央 監督
上映日
2021/10/30(土)~2021/11/12(金) |
- 上映は終了しました -