特集「フォーカス:サニーフィルム」

現代アメリカの姿 <Vol.1> ユートピア/ディストピア
ヴィクトリア (2020年 / ベルギー / 71分 / ドキュメンタリー)★日本初公開
クレストーン (2020年 / アメリカ / 73分 / ドキュメンタリー)★日本初公開

二つの土地に移り住んだ若者から透けて見えてくる現代のアメリカ
都市開発、格差社会、大麻合法化、自由至上主義
幸せの在り方について考える
ヴィクトリア

ロスアンジェルスから約2時間内陸に車を走らせるとあるカリフォルニア・シティ。ここは60年代にある富豪がロスに次ぐ街として開発しようとした地だ。しかしゴルフコースとボーリング場の建設を後に都市計画は頓挫する。かつて理想郷として計画された地は砂漠の中にあるゴーストタウンとなっている。波乱に満ちたロスでの暮らしを捨てこの地に移り住んだ青年ラシェイTウォーレン。新たな地で人生を歩もうとするラシェイの視線の先には廃れ果てたユートピアに灯る小さな希望の光が映る。



2020年|ベルギー|71分|ドキュメンタリー
監督:ソフィー・ベノート、リザベス・デ・ケウラール、イザベル・トレネール
2020年ベルリン国際映画祭フォーラム部門カリガリ賞
クレストーン

アメリカ中西部コロラド州のクレストーン。ここはかつて先住民族ナバホ族が暮らし現在はスピリチュアリストたちのメッカとなっている。新鋭の映画作家マーニー・エレン・ハーツラーはクレストーンに移住しコミューンを作りSoundCloudラッパーとして活動する高校時代の友人たちに会いにいく。彼らは大麻を栽培しソーシャルを通じて音楽と自らのリバタリアニズム(自由至上主義)思想を発信するが共同体は現実とソーシャルの狭間で次第に綻び始める。実社会から断絶されたここは理想郷かそれとも世界の終わりの地か。アニマル・コレクティブがオリジナル音楽をスコア。



2020年|ベルギー|71分|ドキュメンタリー
監督:マーニー・エレン・ハーツラー
2020年SXSW、2020年トゥルー / フォールス映画祭公式出品
リモートトークショー予定
日時|5/15(土)『クレストーン』15:55の回 上映後
Zoom出演|イザベル・トレネール監督(『ヴィクトリア』/ベルギー出身)
コメント出演|マーニー・エレン・ハーツラー監督(『クレストーン』/米ボルチモア出身)
※オンラインでのご出演。スクリーンに映写します

- 開催終了しました -


※ 5/15(土)『ヴィクトリア』『クレストーン』リモートトークショーにご参加いただいたみなさまへ

お時間の都合上、質疑応答の時間を取れませんでしたので、両監督にご質問などがございましたら、配給会社サニーフィルムより、みなさまのお声を両監督に届けさせていただきます。下記を記載の上、サニーフィルムまでメールをお送りください。

●質問をしたい監督名(または作品名)
●質問内容(簡潔にお願いします)
●お客様のお名前


配給会社サニーフィルム
arita.kohsuke★gmail.com
※★を@に変えてお送りください

WEBチケットについて
上映日
2021/5/15(土)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,100円
専門・大学生1,500円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引

※招待券使用不可