ダンシングホームレス

2019年/日本/99分/東京ビデオセンター 配給

監督・撮影三浦 渉

出演アオキ裕キ、西 篤近、小磯松美、平川収一郎、横内真人、伊藤春夫、渡邉芳治、山下幸治

公式サイトhttps://www.thedancinghomeless.com

前売券1,300円【公開初日前日まで販売】

社会のルールが正しいですか? どん底を経験したホームレスによる“生きる舞” 普段その姿を目に止めることもない、路上生活者。彼らは何を思い、生きているのか。本作の主人公「新人Hソケリッサ!」は、路上生活者や路上生活経験者だけで構成されたダンスグループ。彼らは実名で登場し、その日常が包み隠さず描かれる。メンバーは家庭内暴力や病気、社会的な挫折を味わい、疎外感に苛まれながらホームレスになった。グループの主宰者は、振付師のアオキ裕キ。あらゆるものを捨ててきたからこそ、唯一残された原始的な身体から人間本来の生命力溢れる踊りが生み出されるのだという。人生からすべてをそぎ落とした彼らは、生きるために舞う。 新宿で路上生活をする西。ダンサーを夢見たが、人間関係や借金問題に疲れ、ホームレスになった。一度は死も考えた西が「新人Hソケリッサ!」と出会う。そこには同じように、すべてから逃げてきた小磯、病を抱える横内、父親の暴力に苦悩した平川など、人生の辛酸をなめた仲間がいた。そんな彼らはみな明るく、どこかユーモラスだ。グループには、”人に危害を加えない”以外ルールはない。無断で休んでも構わない。アオキは言う「社会のルールがいいですか?」と。監督は新進気鋭のドキュメンタリスト・三浦渉。自らカメラを持ち、3年に渡り密着した。見つめ続けたその先に、想像もつかないラストが待っていた・・・。 東京オリンピック直前のいま、強制的な追い出しや排除アートで居場所を失うホームレスの人権問題がクローズアップされている。一方、五輪開催都市で音楽やアートを通してホームレスと社会をつなぐ世界的な団体が、東京でも準備を始めている。ソケリッサの“生きる舞”は、排除の論理が広がるいまの日本社会に痛烈なメッセージを与える―。

舞台挨拶
★3/21(土)12:40の回上映後
登壇予定者:川上翔さん(認定NPO法人ビッグイシュー基金 プログラム・コーディネーター)

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★3/28(土)17:50の回上映後
★3/29(日)17:00の回上映後
登壇予定者:三浦渉監督

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上映日
2020/03/21(土)~04/03(金)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,100円
専門・大学生1,500円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円