台湾、街かどの人形劇

2018年/台湾/99分/太秦 配給

監修侯孝賢(ホウ・シャオシェン)

監督楊力州(ヤン・リージョウ)

出演陳錫煌(チェン・シーホァン)

公式サイトhttp://machikado2019.com/

前売券1,500円【公開初日前日まで販売】 ★特典 特製オリジナル付箋

父・ 李天禄 から受け継いだ戯劇の神“田都元帥” 人間国宝・陳錫煌を追った10年の記録は、台湾布袋戯の伝統と継承、 そして、逃れられない父と子の物語だった。 侯孝賢監督映画の常連俳優で布袋戯の巨匠・李天禄の息子・陳錫煌を 台湾ドキュメンタリー映画界の巨匠・楊力州が、追った注目作!! 台湾の人間国宝で布袋戯の人形遣い・陳錫煌 は、80歳を超えたいまも世界各国で公演し、多くの人々を魅了している。 墨を摺る指先、キセルを燻らす恍惚とした人形の表情、ダイナミックで軽やかな大立ち回り、繊細で力強い生命力にあふれた人形たちが、陳錫煌の指先から生み出されていく。 70年代以降、現代風にアレンジされた布袋戯がテレビで人気を博す一方で、伝統的な布袋戯の観客は減少していった。 台湾の伝統芸能を継承する為に奔走する陳錫煌の元には、フランス人のルーシーをはじめ多くの弟子が集まっているが、薄れゆく伝承への焦りは日々募る一方だ。 いまも毎朝、父から受け継いだ小さい赤い小箱に話しかける。侯孝賢監督映画の常連俳優で、人間国宝であった偉大なる父・李天禄の背中を追いかけ続けてきた。赤い小箱の中の戯 劇の神“田都元帥”。それは父との対話であり、自身の芸との対峙でもあるのだ。陳錫煌の10年に寄り添った記録には、私たちがまだ知らない美しく生命力に溢れた台湾があった。

上映日
2019/12/07(土)~12/03(金)

- 上映は終了しました -

料金
一般1,800円
シニア1,100円
専門・大学生1,500円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円