おじいちゃんおばあちゃんが僕に言いつづけた
民族の誇りというものなんだろうか?
TibetTibet - チベット・チベット -
在日コリアン3世の旅人、キム・スンヨン(金昇龍)はビデオカメラを片手に行く先を決めない旅に出る。路線をアジアに向け辿り着いた地、北インドのダラムサラ。そこは地元のインド人と亡命してきたチベット人が共生する一見静かな街だった。彼はここで、自らは望まず移住して異国で暮らす人々と出会う。
最初はインドで暮らすチベット人と在日の間に小さな共通点を見つけていた。しかし浮かび上がってきたのは今なお続くチベット人の受難の経緯だった。今になっても雪のヒマラヤを歩いて越えて来るチベット人亡命者の数は後を絶たない。
「彼らが命がけで守ろうとしているものは一体何なんだろう?
おじいちゃんやおばあちゃんが僕に言いつづけた民族の誇りというものなんだろうか?」
混乱と衝動に突き動かされチベット人の現状を撮影し始める。この問題を少しでも多くの人に伝えたい。その思いはチベット亡命政府にも届き、ダライラマ14世への10日間に及ぶ同行取材をも可能にした。旅は続き、彼らが切望して止まない本当のチベット(現中華人民共和国、チベット自治区)を訪れ、失われゆく高度な精神文化や美しいを自然をカメラに納める。
ノンフィクションロードムービー『チベットチベット』は、このふたつのチベットの狭間で素朴に生きる人たちに焦点を合わせ、今現在も強硬に続けられている、中国のチベット政策に疑問を投げかけるドキュメンタリーである。
(2008年再編集/チベット/85分/DV/KOKIHI INC配給)
 
キム・スンヨン
一般1,500円
専門・大学生1,300円
中・高・シニア1,000円
★『風の馬』『雪の下の炎』と当日3作品連続鑑賞の方は3,000円
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