止められるか、俺たちを
止められるか、俺たちを
ここには映画と青春があった
でも私はなにをみつけんたんだろう
2018年/日本/119分/スコーレ 配給
©2018若松プロダクション
監督 白石和彌
出演 門脇麦、井浦新、山本浩司、岡部尚、大西信満、タモト清嵐、毎熊克哉、伊島空、外山将平、藤原季節、上川周作、中澤梓佐、満島真之介、渋川清彦、音尾琢真、高岡蒼佑、高良健吾、寺島しのぶ、奥田瑛二
料金
(当日)
一般 1,800円/専門・大学生 1,500円
シニア 1,100円/中学・高校生 1,000円
会員料金1,000円 ★ナナゲイ会員新規ご入会随時受付
公式サイト http://www.tomeore.com/
■『止められるか、俺たちを』公開記念
「若松孝二監督 特集上映」 11/3(土)〜開催決定!

<上映作品>
『胎児が密猟する時』
『ゆけゆけ二度目の処女』
『処女ゲバゲバ』
『性教育書 愛のテクニック(愛のテクニック カーマストーラ)』
『赤軍-PFLP 世界戦争宣言』
『天使の恍惚』
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
めぐみ「あたし、まだ分からない。どんな映画作りたいか…」
オバケ「俺たちってさ、時間だけはたっぷりあるじゃないか。残酷なくらいに」
吉積めぐみ、21歳。1969年春、新宿のフーテン仲間のオバケに誘われて、“若松プロダクション”の扉をたたいた。当時、若者を熱狂させる映画を作りだしていた“若松プロダクション“。そこはピンク映画の旗手・若松孝二を中心とした新進気鋭の若者たちの巣窟であった。小難しい理屈を並べ立てる映画監督の足立正生、冗談ばかり言いつつも全てをこなす助監督のガイラ、飄々とした助監督で脚本家の沖島勲、カメラマン志望の高間賢治、インテリ評論家気取りの助監督・荒井晴彦など、映画に魅せられた何者かの卵たちが次々と集まってきた。撮影がある時もない時も事務所に集い、タバコを吸い、酒を飲み、ネタを探し、レコードを万引きし、街で女優をスカウトする。撮影がはじまれば、助監督はなんでもやる。現場で走り、怒鳴られ、時には役者もやる。
「映画を観るのと撮るのは、180度違う…」めぐみは、若松孝二という存在、なによりも映画作りに魅了されていく。
しかし万引きの天才で、めぐみに助監督の全てを教えてくれたオバケも「エネルギーの貯金を使い果たした」と、若松プロを去っていった。めぐみ自身も何を表現したいのか、何者になりたいのか、何も見つけられない自分への焦りと、全てから取り残されてしまうような言いようのない不安に駆られていく。
1971年5月カンヌ国際映画祭に招待された若松と足立は、そのままレバノンへ渡ると日本赤軍の重信房子らに合流し、撮影を敢行。帰国後、映画『PFLP 世界戦争宣言』の上映運動の為、若松プロには政治活動に熱心な若者たちが多く出入りするようになる。いままでの雰囲気とは違う、入り込めない空気を感じるめぐみ。
ひとり映画館で若松孝二の映画を観ているめぐみ。気付かない内に頬を伝う涙に戸惑う。
「やがては、監督……若松孝二にヤイバを突き付けないと…」
若松孝二×足立正生×沖島勲×大和屋竺×秋山道男×荒井晴彦×赤塚不二夫×大島渚
映画に魅せられた何者かの卵たち、知られざる異才たちの青春がいま明かされる!!
世界三大映画祭を震撼させた鬼才・若松孝二監督。1963年にピンク映画『甘い罠』でデビューし、65年『壁の中の秘事』がベルリン国際映画祭正式上映作品として出品されると、「国辱映画」としてセンセーショナルな騒動となり、同年、若松プロダクションを創設した。若松プロは『壁の中の秘事』(65)『胎児が密猟する時』(66)『犯された白衣』(67)『処女ゲバゲバ』(69)など若者たちを熱狂させる映画が次々と作っていった。
当時の若松プロには、後に日本赤軍に合流した映画監督・足立正生、「日本昔ばなし」の脚本を手掛けた脚本家、映画監督・沖島勲、若松作品以外にも鈴木清順監督作品などを手掛けた脚本家・大和屋竺、若松プロ脱退後に無印良品のプロデュースなどを手掛け多岐に渡る才能を発揮した秋山道男、雑誌「映画芸術」編集長で脚本家、映画監督・荒井晴彦など、多くの異才たちが集っていた。
また時代の寵児とも言うべき表現者たちも、若松プロの周辺には多く存在していた。のちに映画『愛のコリーダ』(76/大島渚)で若松をプロデューサーに抜擢した映画監督・大島渚や、すでに「おそ松くん」(62)、「天才バカボン」(67)など大人気漫画家として活躍していた赤塚不二夫など、若松孝二の情熱に、多くの表現者たちが化学反応を起こすかのように引寄せられていた。
知られざる異才たちのまっすぐで、バカで、愛おしい青春時代がいま明かされる!
舞台挨拶
■10/20(土) 13:30の回上映後 舞台挨拶予定
 井浦新さん、毎熊克哉さん、高岡蒼佑さん、白石和彌監督
※【9:20開館/チケット販売開始】
※前売券をお持ちの方も当日、整理券とお引替えいただく必要がございます
※チケット販売・前売り券とのお引換を”お一人様4枚まで”に制限させていただきます
※当日 本作をご鑑賞の方のみ対象です