恋愛奇譚集
この場所で少し、愛することを覚えた
2017年/日本/120分/Project DAWN 配給
(c) 2017「恋愛奇譚集」フィルムパートナーズ

倉本雷大
ヤオ・アイニン、和田聰宏、内田慈 ほか
一般 1,800円/専門・大学生 1,500円
シニア 1,100円/中学・高校生 1,000円/小人 700円
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私は恋愛を信じない。
だって恋愛している人は、どこか馬鹿に見えるから。

台湾から交換留学生として福島県天栄村の高校へやってきたユーウェンは、ホームステイ先である古川酒造の三代目、涼太とうまくコミュニケーションが取れず、日本に来た確固たる理由も見出せずにいた。そんな彼女はある日、通学路脇の田んぼで赤いコートを着たユリという謎の少女に出合う。なぜかユーウェンが話す中国語を理解するユリの姿は、どうやら他の人の目には映らないよう。似たような寂しさを抱える2人は一気に打ち解け、頻繁に会って話をしていくうちに、ユリのかつての恋人が実は涼太であることが判明する。その後、元アイドル歌手で涼太とは学校の同級生だった彩子、借金を抱える親の事情で村に越してきた少年、写真館を営むユリの父親、いつの間にか村に住み着いたホームレスの男、ユーウェンと同じクラスの光孝や香織など、それぞれの感情が微妙に交差し、物語は思わぬ方向へと運ばれていく。
「私が男だったら良かったのに」
「なんで?」
「私にはユリが見えるし、ユリに触れられるから」
彼女の涼太にたいする心残りに気付いたユーウェンは、2人の“最後の日”に隠された秘密を明らかにしようとする。


心の奥底までスーッと見通してしまいそうな目が印象的なユーウェン役のヤオ・アイニンは、この作品で映画初主演を果たした。『装苑』など日本のファッション雑誌にもモデルとして登場している彼女は、台湾、中国、そしてここ日本で急速に注目を集める新星。さらに、映画の舞台である福島県天栄村出身の和田聰宏、舞台では 複数の劇団をまたいで活躍している内田慈、『下妻物語』以降ヒット作に引っ張りだこの福田麻由子がメインキャストを務め、「メンズノンノ」のモデルグランプリに輝いた経歴を持つ柳俊太郎(※柳は旧字体)、今年公開の 『無伴奏』で名演を見せた遠藤新菜という新しい才能たちが脇を固める。監督は『思春期ごっこ』で初めて商業映画を手がけた新鋭の倉本雷大。人間が抱 える普遍的な寂しさを、福島の景観と同様、色鮮やかに描写している。なお、脚本は映画『ストロベリーショートケイクス』や 『百瀬、こっちを向いて。』などで知られる狗飼恭子が担当し、ストレートな歌詞と力強いボーカルで同世代の共感を集めるシンガーソングライターあいみょんが主題歌「漂白」を書き下ろした。そして、環境音楽をバックボーンに持つ蓮沼執太によるサウンドトラックが物語を彩る。


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