2007.12.26
『風の外側』奥田瑛二監督舞台挨拶!
 
 12月23日(日)。今年のナナゲイは、奥田瑛二監督の『長い散歩』に始まり、『風の外側』で締め括りです。映画俳優としての奥田瑛二さんの『ヒョンジェ〜兄貴〜』の舞台挨拶を含めると3度目の登壇になります。
 10:30の回の上映後と12:50の回の上映前の舞台挨拶で壇上に立たれた奥田瑛二さんは約20分に渡り、『風の外側』の製作の裏話や支配人を務めておられる下関スカラ座の話などを俳優らしく見事な物語として、時には役者として演じながら熱く語られました。
 写真撮影も「せっかく来ていただいたお客様ですから、遠慮なくドンドン撮影して下さい」と言われて、お客様ひとりひとりを大切にされる気さくな奥田瑛二さんでした。
 舞台挨拶後のスタッフとのお食事会では延々と映画の話を語られ、真の映画馬鹿振りを発揮してとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
▲トップにもどる▲

2007.12.10
『花の夢‐ある中国残留婦人‐』舞台挨拶
 
 12月9日(日)には、東志津監督が11:00と13:00の回の上映後に舞台挨拶されました。
 13:00の回には、急遽駆けつけていただいた中国残留孤児の大中はつゑさんにもご登壇いただき、映画を見た感想や自らの経験談を語られ、感極まって涙汲む場面も・・・。
 私たちは、中国残留孤児の事は何となく知ったつもりでいますが、その実態は意外に知らないものです。
 監督自身のお言葉にもありましたが、決して声高に主義主張を訴えた映画ではありませんが、静謐な画面から私たち観客が何かを必ず受け取れる映画です。
 是非とも皆様、劇場に足をお運び下さい。
▲トップにもどる▲

2007.12.10
『カーネーション/ROCK LOVE』舞台挨拶
 
 12月8日(土)初日の上映前に、カーネーションの直枝政広さん(vocal/guitar)が、安田謙一さんの司会で舞台挨拶をされました。
 その日は、大阪でのミニライブや書店でのサイン会と精力的に動かれた後での舞台挨拶ですが、疲れた素振りもなく、駆けつけたファンの前で映像での表現と音楽活動の違いなど20分近くトークをされました。
 観客の皆さんは若者たちで、懐メロではなく現在進行形のファンの方が多く詰めかけていただきました。
▲トップにもどる▲

2007.11.26
映画『ラザロ』トークショー
 
 11月17日に初日を迎えてから、ついに2週目に突入した映画『ラザロ』ですが、客足は正直厳しいものがあります。残す所、あと1週間、是非皆様、劇場に足をお運び下さい。

 そんな中、11月24日(土)には、最近デジタルリマスター版での上映で話題になった映画『追悼のざわめき』の松井良彦監督にお越しいただき、井土監督とトークショーを行いました。【写真・左】
 井土監督は『追悼のざわめき』にショックを受け、映画監督を志すきっかけとなったと語られているインディーズ映画の兄貴的存在の松井監督とのトークショーは非常に熱い映画的な色彩に彩られた素敵な内容で1時間近く繰り広げられました。
 その後の打ち上げは明け方5時までお二方と映画の話、野球・サッカー・ボクシングと松井監督(50代)、私(40代)、井土監督(30代)と微妙に年齢がズレながらも交錯するところもある興味尽きない話で盛り上がり、本当に久しぶりに楽しいひと時(映画的な時間)を過ごせてお二方に感謝・感謝です。

 翌日、11月25日(日)は酒井隆史さん(社会学者/社会思想史)と井土監督のトークショーでした。【写真・右】
 音楽、学生運動などへと話が広がり、興味深い話題で盛り上りました。
 その後の打ち上げは先日とは打って変わって若者たちが監督を囲む会という感じで昨日とは違う形で明け方まで続きました。
 遠く埼玉県より見に来られた女性もおられて映画と人が出会う瞬間のエネルギーも感じました。(支配人 松村厚)
▲トップにもどる▲

2007.11.18
『ラザロ』初日、監督舞台挨拶
 
 話題のインディーズムービーの雄・井土紀州監督の『ラザロ』がついに初日を迎えました。
 11月13日より続いた監督の映画宣伝行脚の締めとしての舞台挨拶に登場です。
 正直、少しさびしい入りでしたが、こうした映画にありがちな知り合いが見に来るという感じではなく、普通に一般の方が多く来られていたことにホッとしました。
 壇上には、急遽来られた「蒼ざめたる馬」編の弓井茉那さんと三重県から特急で駆けつけられた「朝日のあたる家」編の堀田佳世子さんも監督と一緒に舞台挨拶をされました。

 今回、関西での宣伝をしていただいたシネマ・エンカウンタースペースの田中さんの司会で質疑応答もありの熱いものとなりました。
 監督は、来週の24日(土)、25日(日)のトークショーにもまた来られますが、本日、同じく『ラザロ』の初日を迎える広島の横川シネマに向けて強い足取りで大阪を後にされました。

 『ラザロ』は、インディーズムービーといえ、明らかな映画的結構を持った刺激的な作品です。
 昨今の蜂蜜のような甘い日本映画に馴らされた私たちに鋭い刃(やいば)を向けて来ます。
 映画が持つ荒々しい力を取り戻すためにも、この映画に多くの観客に集まらなくてはなりません。
 これからの2週間上映。『ラザロ』を目撃するために劇場に駆けつけて下さい!(支配人 松村)

▲トップにもどる▲

2007.11.17
『ラザロ』の井土監督が来館
 
 11月13日(火)。
 『ラザロ』の井土監督が、今週17日(土)より公開の話題のインディーズムービー『ラザロ』の大阪公開宣伝行脚のために大阪入りされました。

 13日から17日の舞台挨拶まで応典院でのイベント上映、関西大学、立命館大学、ビジュアルアーツでの講演と精力的に動かれます。

 是非、『ラザロ』という衝撃を目撃するためにナナゲイに駆けつけ下さい(支配人 松村)

▲トップにもどる▲

2007.11.14
『花の夢‐ある中国残留婦人‐』監督キャンペーン
 
 11月12日、13日の両日にわたって、当館で12月8日(太平洋戦争開戦の日)より名古屋、横浜と同時に公開予定の「花の夢‐ある中国残留婦人‐」の監督の東志津さんに劇場に来ていただき、マスコミキャンペーンを行いました。
 試写でご覧になったマスコミの方々には、会場で涙と共に感動された多くの方がいらっしゃいました。

 この作品も「ひめゆり」、「水になった村」など当館で公開した昨今のドキュメンタリー映画同様に、安易に主義主張を声高に叫ぶのではなく、当事者を優しい視線で眺め、観客の感じて貰う作品となっています(監督ご自身もそのような気持ちで作品の編集をされたそうです)。

 毎年、新聞紙上を賑わす中国残留孤児の記事を私たちはよく見かけますが「中国残留孤児」は12歳以下で中国に取り残された人たちで、「中国残留婦人」はそれとは別であるいう、単純な呼び名の区別も知らないという事実を知らされました。
 私たちが知った気になっていることが、実は全く知らないということに気づかされ、愕然としました。
 私たちは本当の真実を知らない。
 それを知るためのキッカケとして、映像というのは本当に素晴らしいテクストだと思います。

 12月9日(日)には東志津監督は舞台挨拶に来館されますので、是非とも皆様のご来場をお待ちしております。(支配人 松村)
▲トップにもどる▲

2007.11.05
『たとえ世界が終わっても』
野口照夫監督とプロデューサー・山野裕史さん舞台挨拶
 
 11/3(土・祝)。「たとえ世界が終わっても」の初日。
 本作品の監督の野口照夫さん【写真人物・向かって右】とプロデューサーの山野裕史さん(なんとまだ弱冠26歳!)【写真人物・左】が、次回作のシナリオ創りで忙しい中、舞台挨拶に来ていただきました。

 東京のユーロースペースでの上映でもアンコール上映するほどの人気作ですが、100人以上のお客様が劇場に駆けつけられました。
 お客様の層は20代後半から30代の女性の方々です。
 やはりチームナックスの安田顕さんのファンの方が多数を占めましたが、現在上映中の『M』にも出演されている大森南朋さんのファンの方も来られておりました。
 大森南朋さん週間みたいですが、ご満足いただけたでしょうか!?

 舞台挨拶は上映前ということで、あまり内容に触れることが出来ないので、安田顕さんや大森南朋さんなどのキャストの話が中心に進み、お二人が掛け合い漫才のような感じで、和気藹々に進行しました。

 上映終了後、お帰りになられるお客様ひとりひとりに「ありがとうございました」と声を掛けておられた監督は、以前、当館で上映した世界繋がりの「世界はときどき美しい」の御法川監督と同様に劇場に足を運ばれるお客様を大切にする姿勢に、今後も応援して行きたい監督の一人に御法川監督に続いて私の中でリストアップされましたね。

 上映は11/16(土)まで連日21:00より上映しておりますので、皆様是非ともご来場下さい。
 この殺伐な世の中、人の優しさを感じさせてくれる素敵な作品(上映終了後、多くの方が泣かれてました!)です。(支配人 松村)
▲トップにもどる▲

2007.10.29
『馬頭琴夜想曲』木村威夫監督が舞台挨拶
 10/27(土)「馬頭琴夜想曲」の初日。翌日の京都造形大学でのトークショーに合わせて木村威夫監督が舞台挨拶に来られました。
「夢幻彷徨」で舞台挨拶に来られて以来ですが、現在、89歳とは思えない若々しさで、やはり現在、現役の美術監督で新作「瘤広場」を撮り終えたばかりのエネルギッシュさです。
 今回も、既成の映画の概念をいかに壊すかということを考えながら監督したと、熱く語られておりました。
 舞台挨拶後の飲み会でのお話は、生きる映画字引きのような貴重なお話を聞かせていただき、特に現在では見られない戦前の映画のお話は、とても面白く楽しい夜になりました(支配人 松村)
▲トップにもどる▲

2007.10.22
映画『朱霊たち』に続々ゲスト登場!

(上)岩名監督、志賀玲子さん、ジャズトランぺッター沖至さんたちの舞台挨拶、(右上)志賀玲子さんと岩名監督のトークショー、(右下)ジャズトランぺッター沖至さんの演奏

 10月6日(土)〜10月19日(金)の2週間に渡った映画『朱霊たち』のレイトショーが無事に終了致しました。ご来場いただいた皆様には感謝しております。
 今回の上映に合わせてフランスより帰国され、連日舞台挨拶とサイン会をされた岩名監督には、本当にご苦労様でした。
 トランペット演奏もありと、従来の映画関係者によるトークショーとは違う感じでした。(支配人 松村)
▲トップにもどる▲

2007.10.14
『ラザロ』
特別先行上映
 10月13日(土)。京都アートコンプレックス1928にて当館で11月17日(土)より公開予定の「ラザロ」の特別先行上映が行われました。
 主催は京都国際学生映画祭。なぜならこの映画が生まれる発端の「枯れた水」を制作したからです。

 全3部作で3時間半の大作に100人近くの観客が詰め掛けました。
 上映後の監督を初めとする制作関係者のトークセッションも大いに盛り上がりました。

▲トップにもどる▲

2007.10.13
『水になった村』
大西暢夫監督が来阪キャンペーン
 10月12日(金)に、10月20日(土)より当館で公開の「水になった村」の大西暢夫監督が来阪キャンペーンに来られました。
 映画そのものの、とても優しく誠実な人柄の方でした。

 映画は、ダムに沈んだ徳山村の15年間の記録ですが、声高にダム反対を叫ぶ映画ではなく、そこに暮らす人々の生きる智恵に満ち溢れた静かな生活を追いかけた素敵な映画です。

 監督自身も語られていたように、絶えず笑いを映画に盛り込み、悲愴な感じの映画にはなっていません。
 とにかく映画の中に出てくる食事の美味しそうなこと! パンフレットにはそうした料理のレシピも載ってます。

▲トップにもどる▲

2007.10.10
『大野一雄 ひとりごとのように』
大津幸四郎監督が舞台挨拶
 「大野一雄 ひとりごとのように」の最終日(10/5)。
 ある年代の人にとっては伝説のカメラマン・大津幸四郎さんが、初監督作品の舞台挨拶に当館を訪れられました。

 世界に誇る山形国際ドキュメンタリー映画祭の生みの親であり、三里塚闘争のドキュメンタリー作品で有名な小川伸介監督のカメラマンを長年務めておられた大津幸四郎さんが、熱く初監督に取り組んだ気持ちなどを語られました。

▲トップにもどる▲

2007.08.12
『ひめゆり』
ミニライヴ「ディダヌアーグ」熱唱
『TOKKOー特攻ー』
リサ・モリモト監督が舞台挨拶
 8月11日(土)より1週間、いよいよ「今こそ、太平洋戦争の悲劇を現代に問う!!」と銘打っての3部作上映が始まりました。

 初日の11日(土)、「ひめゆり」の上映後には、宮古島出身で東淀川区在住の若者4人組のロックバンド「ディダヌアーグ」のメンバーがアコースティックギターで「6/23(沖縄慰霊の日)」という唄と映画「ひめゆり」に触発されて生まれた「手紙」という2曲を熱唱して大勢の来場者の拍手を受けました。

 そして「TOKKOー特攻ー」には前日よりマスコミ取材のためにニューヨークより大阪入りされていたリサ・モリモト監督が映画上映後に舞台挨拶に立たれました。
 映画の中にも登場されます監督の親戚の方もお越しいただいたこともあり、約160人のお客様の熱気の中で舞台挨拶が行われました。
 通訳としてナナゲイではお馴染みの浪速の唄う巨人・趙博さんに来ていただきましたが、監督は出来る限り日本語で観客の皆様にこの映画を作ることになった動機や特にこれからの未来を担う若者たちに是非見て欲しいと訴えかけられました。
 こうした日系2世の立場からアメリカ人と日本人の両方の立場からのバランスの取れた優れたドキュメンタリー映画です。
 監督がおっしゃっているように是非とも全米での公開が決定することを切に願うばかりです。
 監督自身は笑い上戸、泣き上戸の本当に普通の感覚をお持ちの素敵な女性でした。(支配人 松村)

▲トップにもどる▲

2007.08.06
『性と愛のフーガ 田中登の世界』

小沼勝監督と女優・中川梨絵さんトークショー



 現在、好評開催中(〜8/10終了)の昨年急逝した故・田中登監督の特集上映の初日と2日目に田中登監督と日活時代の同期で今回の特集上映の全国での開催の実現に尽力された小沼勝監督。田中登監督が愛して止まなかった女優・中川梨絵さんとをお招きしての熱いトークショーが繰り広げられました。

 小沼勝監督作品で田中登監督が助監督についた「ラブ・ハンター 熱い肌」を参考上映した後、司会に大阪日日新聞のベテラン記者で小沼勝監督の「古都・曼荼羅」に大森一樹監督とエキストラ出演された経験もおありの高橋聡さんの青春時代の日活ロマンポルノの監督や女優との交流を含めた貴重なお話を絡めながらの小沼勝監督の通称ポンちゃんへの熱い想いが迸る熱いトークが展開しました。

 そして今回、大阪が初のニュープリントでの上映となる田中登監督のデビュー作「花弁のしずく」の上映後、主演女優の中川梨絵さんに田中登監督作品の魅力や交流をお話していただきました。司会は中川梨絵さんの熱烈なファンのフリーペーパー「ぴんくりんく」の編集長の太田耕耘機さんです。
 「花弁のしずく」ではおしとやかな鎌倉夫人の役ですがご本人は「(秘)女郎責め地獄」の死神おせんのような下町育ちで鉄火肌の本当に気持ちの良い方でした。
 今年60歳(失礼!)になられますがいつでも女優という真の意味での女優魂に溢れてた魅力的な女性でした。

 トークショーの後は今回、「花弁のしずく」をニュープリントで焼くのにご尽力され、金沢から駆けつけられたKさんやマスコミの田中登ファンの方を交えての打ち上げが夜遅くまで続きました。(7/28)

 翌日は、傑作「(秘)女郎責め地獄」の上映後、太田耕耘機さんに再度、司会をお願いして、小沼勝監督
と中川梨絵さんに映画的なお話や貴重なプライベート的エピソードを交えて熱いトークショーが1時間に
渡って続きました。そこにチーフ助監督で付かれていた鴨田好史さんがサプライズゲストで登場です。
本当に同窓会のようです。最後に小沼勝監督の今後の活躍と田中登監督への想いをという質問に感極まって
中川梨絵さんが泣き出された瞬間には私も胸を衝かれるものがありました。(7/29)

 とにかく小沼勝監督が私に熱く語られていたように一人でも多くの若い人に観て欲しいという気持ちで
一杯です。ロマンポルノというジャンル映画ですが、その中には熱い映画への情熱や才能が煌いています。
わずか70分前後の中で男と女のドラマを描き切ろうとしている熱気があります。確かにそこには映画というものが息づいているのです。今後も出来れば神代辰巳監督や曽根中生監督など紹介出来る機会が来るためにも一人でも多くの方に劇場に足を運んでいただきたいと切に願うばかりです。(支配人 松村厚)
▲トップにもどる▲

2007.07.30
『ひめゆり』
柴田昌平監督舞台挨拶と囲む会

2006年/日本/130分/16mm/プロダクション・エイシア

柴田昌平監督 ひめゆり学徒の生存者22人




 劇映画『ひめゆりの塔』では描かれなかった「ひめゆり学徒」の悲劇の真実が、生存者の方々の真摯な語りで語られる「ひめゆり」(8/17まで好評上映中!)の公開初日と2日目の全4回の上映後に、柴田昌平さんが来館され舞台挨拶を行われました。
 「ひめゆり学徒の生存者の方々の貴重な語りを記録しただけの人間で、主役は彼女たちです。監督と呼ばれるのはおこがましい」と語られ、非常に謙虚な方でした。
 舞台下に立たれて観客の方々と同じ目線でお話される静かな語り口は、「ひめゆり学徒」の生存者の方々の重い口を開かせたのは、この人柄にもあるのだなぁと感じました。
 この映画が完成するまでの経緯をお話されましたが、その経緯は私たちと同様の「ひめゆり学徒」は既に知っている観点から入って行かれたというところや、使命感に駆られた大上段に構えた感じではなく、私たちも今から真実を知るのは遅くないと感じさせてくれました。

 各回舞台挨拶後、4Fのオレンジルームで希望者の方々に参加していただき、監督を囲む会を約2時間ずつ行いました。
 大勢の方々に参加していただき、監督ともども感謝しております。
 舞台挨拶だけでは語り切れなかった撮影エピソードのお話や参加者の方々の感想や質問などを交えての濃厚な2時間の会でした。
 特に若い方が数多く参加され、ご自分の感想を述べられる時に感極まって泣き出される方が多く、「今の若者も満更捨てたもんではないですね。安心しました」と学徒出陣で生き残られた男性の方がお話されたことが印象的でした。

 私たちは「ひめゆり」をはじめ、「ヒロシマナガサキ」、「TOKKO−特攻−」など〈戦争〉という人類の愚行でありながら繰り返し続ける業のようなものの連鎖を断ち切るためにも、こうした貴重な記録を残し、語り続けて行かなくてならないと思う次第です。(支配人 松村厚)

 
▲トップにもどる▲

2007.07.02
映画『選挙』
緊急個人演説会大盛況!!

2007年/日本=アメリカ/97分/DV/アステア

監督:想田和弘
出演:山内和彦、山内さゆり、小泉純一郎、川口順子、石原伸晃、荻原健司、橋本聖子












 現在、大好評上映中の映画『選挙』を応援するために、緊急に去る6月24日(日)に行われた個人演説会は大盛況の中、幕を閉じました。
 朝からぐずついた天気で雨が降ったり止んだりの中での映画『選挙』個人演説会の開催となり、お客様のご参加はと・・・心配しておりました。
 そんな心配も杞憂に終わり、13:15の上映及び個人演説会には150人近くのお客様がご参加いただき、感謝しております。

 映画上映後、司会の私がニューヨークから駆けつけていただいた想田和弘監督とトークショーを行いました。
 映画を見終わった後ですから、色々と貴重なお話をお伺いすることが出来ました。
「この映画は自民党の公認は貰っているのか」
「ベルリン国際映画祭での反応はどうでしたか」
「観察映画とは何ですか」
などの私の質問にひとつひとつ丁寧に、時にはユーモアを交えながら的確にお答えいただき、当初予定していた時間をオーバーしているのも忘れてしまったぐらいでした。

 そこで、真打ちの登場です。
 私の「山内和彦さんにも応援に駆けつけていただきました」のご紹介と同時に鉢巻、襷、白手袋の三種の神器に身を包んだ山内さんが、うぐいす嬢の「山内和彦、山内和彦・・・」の連呼の誘導の下、劇場客席裏手から登場です。
 場内は割れんばかりの拍手で包まれました。舞台上のお立ち台に立たれた山内さんは、大勢のお客様の前で多少緊張気味に、今まで見ていた映画『選挙』のキャラクターがスクリーンから飛び出して来たかのように笑いの中で応援演説を行いました。
 すると、うぐいす嬢の案内で大物弁士が応援に駆けつけました。
 安倍純一郎(笑)、小泉晋三(笑)の両名です。趙博さんの早変わりの毒舌の応援漫談に場内はさらに笑いに包まれました。

 最後に個人演説会のクライマックスです。
 大物ミュージシャンのにしやまだひろし(趙博さん)とクールファイブ(山内さんにも参加して貰ってのダンボールで制作しました)の「そして安倍・・・」の歌唱で場内の笑いと興奮は最高潮に達しました。

 個人演説会の締めは、小泉純一郎の物真似で山内さんが、真剣にこの映画『選挙』をきっかけに選挙制度、ひいては参議院選挙が近づいている今、政治を考えてみて欲しいと訴えかけました。

 当初、予定していた20分を大幅にオーバーして45分近くも掛かった個人演説会(映画『選挙』を入れると3時間近く)お付き合いいただいたお客様には、感謝と共に私たちが政治を変えて行こうという気持ちを持って貰って、参議院選挙の投票に行って貰いたいと切に願うばかりです。


 個人演説会後、急遽サイン会を開催してお客様と監督と山内さんは交流を深めておられました。
 あまりに大好評で参加出来なかった60名近くのお客様のために、15:35の上映会の後にも同じく急遽、個人演説会を開催したことは言うまでもありません。

 この映画『選挙』をキッカケに、今の政治を真剣に考えましょうと私は切に望んでます。
 今の、ほんま、どうしようもない政治家を選んだのは私たちです。
 山内さんも熱く語りました。有権者も意識変革しなくては、と・・・・(支配人 松村)


 PS.6月30日(土)にも山内和彦さんに急遽、個人演説会に来ていただき、前回とは打って変わってお客様とのQ&Aの形で40分近く、選挙について、政治についてなどを熱く真剣にバトルトークを繰り広げました。
▲トップにもどる▲

2007.06.11
『世界はときどき美しい』
御法川修監督、舞台挨拶で来館!

2006年/日本/70分/「世界はときどき美しい」製作委員会

監督:御法川修監督
出演:松田龍平、市川実日子、片山瞳、松田美由紀、柄本明、浅見れいな、瀬川亮、草野康太、木野花、遠山景織子、あがた森魚、尾美としのり





 去る6月9日(土)に初日を迎えた「世界はときどき美しい」の御法川修監督が当館に舞台挨拶で来られました。
 是非、自分の映画を上映して貰える映画館を自分の目で確かめたい、来られるお客様の一人一人の顔を見たいという真摯な気持ちで前日の夜行バス(それも自腹で!!)での大阪入りです。

 夜の舞台挨拶まで時間があるので、FM千里でのラジオ出演に同行致しました(写真・上)。その道中に色々とお話をさせていただきましたが、久しぶりに本当に映画を愛している人に会えたなぁという有意義な時間を過ごさせていただきました。
 やはり助監督からの叩き上げということもあり、制作の現場の事も分かってらっしゃるし、合わせて自分が映画館に通い詰めて映画監督になろうと決めた純粋な気持ちを今だ失っていないキラキラと輝くような映画少年でした。
 さらに、映画は映画館で観客の人々にどのような形でお届けするのが良いのかまで考えておられ、映画を支える最前線の映画館を大切される本当に素敵な方でした。
(映画を撮ったら撮りっぱなしの監督の多い中で貴重な方です。こうした態度の方はドキュメンタリー映画を撮られている監督には多いのですが劇映画を撮られている方には少ないですね!)

 そうして夜の舞台挨拶。
 雨が降ったり止んだりの天候の中、「世界はときどき美しい」という小さな作品(見終わった後に必ず自分の生き方を優しい眼差しで見つめることが出来るラブリーな作品です)に、60人以上の方にご来場いただきました。ご来場いただいた皆様には本当に感謝しております。
 そうした中、御法川監督は舞台の上に上がるのはおこがましいという気持ちから、観客の皆様と同じ視線になる舞台下で熱く映画への熱い想いを語れました。

 映画が終わった後、映画とは直接は関係ないのですが、韓国キムチ大使(こんなのがあるんですね!?)に選ばれた監督から、50名の方に韓国産キムチを手渡しで渡されていました。
 監督曰く、自分もそうだったけれど映画を見た劇場が上映されている作品に対して寄せている愛情は必ず観客には伝わるものであると・・・。

 夜の11時過ぎ、別のマスコミの方の取材で大阪のミナミに行かれる監督に私は心から感謝し、京都に舞台挨拶に来られる時か、神戸に来られる時か、それとも東京に私が行った時か、必ずもう1度お会いしましょうということでお別れを言ったのでした。
(支配人 松村)
▲トップにもどる▲

2007.05.30
映画『選挙』キャンペーン
想田和弘監督と山内和彦さん来館!

2007年/日本=アメリカ/97分/DV/アステア

監督:想田和弘
出演:山内和彦、山内さゆり、小泉純一郎、川口順子、石原伸晃、荻原健司、橋本聖子



 第57回ベルリン国際映画祭で異色のドキュメンタリー映画『選挙』が話題を振りまいたことは皆様も記憶に新しいでしょう。
 この話題の映画『選挙』が7月の参議院選挙戦前に全国各地で公開が決まり、当館でも6月23日(土)より公開が決定いたしました。
 公開を前に5月28日(月)、29日(火)に来阪キャンペーンで、想田和弘監督と山内和彦さんが当館に来館されました。

 28日(土)は、朝の10時半から夜の8時までテレビ、ラジオ、新聞、ミニコミなど数多くの方の取材が入り、この作品への関心の高さが伺えました。
 そうしたキャンペーンの最中に松岡農林水産大臣の自殺のニュース。この奇妙な符号に、取材の方々も山内和彦さんにコメントを求められましたが、山内さんは熱く気持ちを語られていました。

 それ以外は東大時代の同級生でもあるお二人は、弥次さん喜多さんコンビのような絶妙なコンビネーションで、取材会場は終始笑顔で包まれました。
 映画からそのまま飛び出して来たような山さんの愛すべきキャラクター(マスコミの方々が皆さん、「あっ、山さんだ!」と思わず叫んでしまうような本当に魅力的で楽しい方です)と、尊敬するドキュメンタリー作家としてフレデリック・ワイズマン監督を挙げられる想田監督の知的で静かな語り口のドキュメンタリーの方法論のお話など興味尽きなく、各取材の方の取材時間が全て大幅に延びるという嬉しい悲鳴を上げました。

 その後、宣伝を担当していただいているおふぃす風まかせの松井寛子さんの経営する「居酒屋 風まかせ」で、マスコミの方も交えての懇親会でした。
 ここでも山さんの楽しいお話は続き、2時間半の宴会の間中、皆で腹を抱えて……。
 そこにお二人の東大時代の同級生のA新聞の方が登場!三人で大学時代のオモシロエピソードを交えながら旧交を温めておられました。
 ほぼ15年も音信不通でしたが、顔を合わせた瞬間に学生の頃に戻られた感じで、横で見ていて微笑ましく羨ましくもありました。

 翌日、29日(火)も昨日の取材の疲れも見せず、朝の10時からの3時までの取材を精力的にこなされて、
夜の広島・横川シネマでの先行特別上映での舞台挨拶のために広島に向かわれました。

 6月24日(日)にはお二人は再び、舞台挨拶のためにご来館されますので、是非ともご来場ください。皆様がお二人の魅力に取りつかれるのは請け合いです。
(支配人 松村)
▲トップにもどる▲

2007.05.22
映画『檸檬のころ』
岩田ユキ監督がキャンペーンで来館

2007年/日本/ゼアリズエンタープライズ

監督:岩田ユキ
出演:榮倉奈々、谷村美月、柄本佑、石田法嗣、林直次郎、浜崎貴司、石井正則、中村麻美、織本順吉、大地康雄

 5月22日(火)に谷村美月さんに引き続き、『檸檬のころ』の岩田ユキ監督がキャンペーンで来館されました。
 映画巧者の記者の方々が中心のキャンペーン取材でしたが、持ち前のホンワカした人柄で終始和やかに取材は進みました。(以前、キャンペーンに来ていただいた『チーズとうじ虫』の加藤治代さんみたいな心和むキャラクターでした)

 取材終了後は、『檸檬のころ』の宣伝をしていただいているおふぃす風まかせの松井寛子さんが玉造で経営されている秘密基地的文化拠点「居酒屋 風まかせ」で懇親会です。
 最終の新幹線で東京に戻らなくてはならない岩田監督ですが、2時間半の間、映画や恋愛やいろいろなお話で花が咲き楽しい時間を過ごされました。
 映画監督になる前は、イラストレーター(文房具などのキャラクターデザインなど)として活躍されており、映画監督よりはそちらの方が収入が良かったらしいですが、次回作の候補が2作品あるとのことで、ここにまた映画の魔に取り付かれてしまった女性が誕生です。

 30歳になるまでほとんど映画を見たことがなかった一人の女性が30歳になり、友達と自主制作の映画を作り始めてから映画の世界の飛び込まれた新鮮な感覚の『檸檬のころ』を楽しみにしておいて下さい。
 お話させていただいて「切ない」という感情をユニークに捉える感性の持ち主で今後の活躍が楽しみです。谷村美月さんのこともベタ誉めでしたね。

 次回は、5月28日(月)に6月23日(土)公開の『選挙』の山内和彦さんと想田監督がキャンペーンで来られますのでそのご報告でお会いいたしましょう(支配人 松村)

▲トップにもどる▲

2007.05.10
映画『檸檬のころ』
キャンペーンで谷村美月さんが当館に来館!

檸檬のころ

2007年/日本/ゼアリズエンタープライズ

監督:岩田ユキ
出演:榮倉奈々、谷村美月、柄本佑、石田法嗣、林直次郎、浜崎貴司、石井正則、中村麻美、織本順吉、大地康雄

 去る5月10日(木)に、連続テレビドラマ出演など超多忙のスケジュールの合い間をぬって、当館で公開予定の映画『檸檬のころ』の宣伝キャンペーンのために谷村美月さんが来館されました。
 PM6:30からの合同記者会見の1時間前に高校の制服姿でフラリと劇場に登場(スタッフ一同、「マァ、かわいい〜!」)。「かぞくのひけつ」のキャンペーンや舞台挨拶で来館してから久しぶりということで、劇場スタッフとしばし歓談、そして劇場前で記念撮影を。そこで記者会見の前に、私は谷村美月さんとお2人でお食事です(いや〜支配人特権ですね!?)。『カナリア』での映画初出演時のお話など色々とお話させていただきましたが、いや〜!実に聡明な女の子でしたね。
 同じく塩田明彦監督の『害虫』でデビューした宮崎あおいさんのようにブレイクして欲しいなぁ〜と思う今日この頃です。

 その後、合同記者会見とマスコミの方の個別取材と精力的にこなされて、翌日の名古屋でのドラマ撮影のために夜9時半ごろにお母さんのお迎えの車に乗って、足早に新大阪に向かわれました。
 今回のキャンペーンの間に感じたことですが、年配のおじさま記者の方々には好感度抜群ですね!? それとこれだけ多忙であるのにもかかわらず、東京に行かずに大阪に留まりながら活動することにこだわるところなど、意志の強さも感じました。
これからは今までのイメージを大きく裏切るような役をやりたいと熱く抱負を語っておられて、役者魂も相当なものです。

 今回の『檸檬のころ』での谷村美月さんは、明るく元気で(少しユニークな)一直線な女の子を溌剌と演じてます。
 5月22日には岩田ユキ監督もキャンペーンに来られますので、そのご報告もいずれまた!
(支配人 松村)


これまでの

イベント

2007.12.26
『風の外側』奥田瑛二監督舞台挨拶!

2007.12.10
『花の夢‐ある中国残留婦人‐』舞台挨拶

2007.12.10
『カーネーション/ROCK LOVE』舞台挨拶

2007.11.26
映画『ラザロ』トークショー

2007.11.18
『ラザロ』初日、監督舞台挨拶

2007.11.17
『ラザロ』の井土監督が来館

2007.11.14
『花の夢‐ある中国残留婦人‐』監督キャンペーン

2007.11.05
『たとえ世界が終わっても』野口照夫監督とプロデューサー・山野裕史さん舞台挨拶

2007.10.29
『馬頭琴夜想曲」木村威夫監督が舞台挨拶

2007.10.22
映画『朱霊たち』に続々ゲスト登場!

2007.10.14
「ラザロ」特別先行上映

2007.10.13
『水になった村』大西暢夫監督が来阪キャンペーン

2007.10.10
『大野一雄 ひとりごとのように』大津幸四郎監督が舞台挨拶

2007.08.12
『ひめゆり』ミニライヴ「ディダヌアーグ」熱唱
『TOKKOー特攻ー』リサ・モリモト監督が舞台挨拶

2007.08.06
『性と愛のフーガ 田中登の世界』小沼勝監督と女優・中川梨絵さんトークショー

2007.7.30
映画『ひめゆり』柴田監督舞台挨拶と囲む会

2007.7.2
映画『選挙』
緊急個人演説会大盛況!!

2007.6.11
『世界はときどき美しい』御法川修監督、舞台挨拶で来館!

2007.5.30
映画『選挙』キャンペーン
想田和弘監督と山内和彦さん来館!

2007.5.22
映画『檸檬のころ』岩田ユキ監督がキャンペーンで来館!

2007.5.10
映画『檸檬のころ』キャンペーンで谷村美月さんが当館に来館!

過去のイベント
7gei-spirito
Sorry Japanese Only. Copyright (C) 2002-2017 The Seventh Art Theater. All right reserved.
第七藝術劇場Webサイトの画像、文章の転載は禁止しております。